千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

愈々どんたく

10連休始まりました。
明日の深夜から雨模様で連休前半はうっとうしかですばってん
どんたくの前2日からは天気も回復するようで
着物も襦袢は着らんで良かくらいかな。
気温も20℃超えやけんさわやかな五月晴れに恵まれそうです。

昨夜は深夜に久々チャンポン作って食べました。

鶏ガラスープ使わんでちゃ充分美味しいチャンポン出来ました。
常にチャンポン用の食材はストックしてます。

今日は朝から・・残しとった「牛タン」でタンカレー仕込みました。

味見です。タン柔らこう仕上がりました。

さて愈々どんたくがやってきます。
どんたくって例年ゴールデンウイークで日本で毎年
一番の人出って報道されますばってんがどんたくってどげな祭り?
そげん思う人もいっぱいでしょう。

本編「このいちへようこそ」でも
説明しとりますばってんが簡単に書きます。

もともと「平重盛」まで遡ります。日本最初の人工港「袖の湊」ば
作って日宋貿易の拠点として博多は発展しました。
その重盛に謝を表すて言うことで始まったて言われますばってんが
当時はどういう形態で行われとったかは定かでありません。
山笠より発祥は古かて言われますが大体同じころ始まっとります。

秀吉の九州平定で小早川秀秋が筑前入りした頃から
正月に平民ば正月にお城に招待して無礼講で酒肴ば振舞ったけん
「松囃子」て言います。福神、恵比須、大黒の神様ば仕立て
稚児のお謡いと舞で隊列ば組んでお殿様ばお祝いしに行きました。
お目見えで城内さぃ入るけん松囃子の衣装は裃付けてますね。

当時は外様のお殿様やけん平民にどれだけ慕われとるかの
バロメーターが松囃子やったけん戦時でもそん時は
殿さまは地元に帰ったて聞きます。

松囃子は何回か中止されとります。
小早川秀秋から加藤清正への使者が松囃子の隊列と鉢合わせして
博多んもんがその使者ば殴り殺してしまい・・中止

福岡藩2代藩主黒田忠之によりやっと復活します。
お殿様ば御祝するお祭りやばってんが大政奉還でお殿様は
おらんごとなりました。お上は天皇様の時代になったとです。
「天長節」ば祝うごと・・・・
明治になって贅沢禁止令が出され「松囃子」はまたもや中止になります。

機転の効く博多んもんは「松囃子がいかんなら」て言うて
オランダ語で休日て言う意味の「ゾンターク(どんたく)」て
呼び名替えて天長節のお祝いとして繰り出したとがいまのどんたくです。

そいけんどんたくは以前の松囃子と同じお祭りです。
芸事の好きな博多んもんはどんたくで芸ば披露しますばってんが
三味線も弾ききらんもんはしゃもじ叩いてリズムとる・・・
からどんたくのイメージはしゃもじであります。

現在は福岡市の市民の祭りでパレードがどんたくの主流です。
趣向凝らしたどんたく隊が3日は13:00から
4日は15:00からのパレードで芸ば披露します。
4日の最後は「総踊り」で締めくくり。

その間、通りもんは贔屓のお店周りって御祝
松囃子は両日ともどんたくとは関係なく早朝から福博の町ば
祝うて回ります・・・

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