解散しとります。わけは色々複雑な事情のあってここでは書きまっせん。
その旧八文字組のメンバーのあっちゃん(小美山君)からのめえる。
あっちゃんは一級建築士で八文字組の極最近の入組メンバーで
八文字組の真の山大工である美山山大工のいとこにあたるけんメンバーの中では
「小美山」で通ったメンバーです。
ちなみに山大工って言う意味の範疇は色々ですばってんが・・・・
おいしゃんたちはヒヨカタであり大工作業にはかかわりません。
一から山台の製作するとが大工の仕事でありそれにヒヨカタって言われる
加勢人で山台が出来上がります。
いわゆる山大工の棟梁ってのは建設会社で言えば現場監督ですね・・
人の配置。費用の管理一切合切ば取り仕切る人であります。
今の博多の山笠ではそげな位置づけです。
話戻して・・
おいしゃんとこにはいろんな方面から?の依頼のありますと。
先日は知人の学芸員さんの関係で福岡市博物館からの問い合わせもありましたばってんが
判らずじまいの件でありました。
数年前はおいしゃんのブログ見て「博多パラダイス」のことば
テレビ局が聞いてきたことのあります。
そん時の取材はおいしゃん仕事のあったけん同級生のこいつも博多の歴史通のジャイアンに任せました。
「旧町のこの法被わかります?」やらの問い合わせも・・・・
おいしゃんたちが立ち上げた「大黒流総合サイト(会長ゴルゴ内藤)」も
昔のことば知る昭和の時代の大黒流のことば知る重鎮たちが
生きとる間に話ば聞いてその記録ば残しとかないかんて言うことから
始まった所以のあります。
それがたい時代の流れとともにおいしゃんたちが昔の事ば知る
最後の年代に近づきつつありますと・・
今回のあっちゃんからの問い合わせは・・?
櫛田神社は三つの神様が祀られとります。櫛田宮・祇園宮・大神宮の三神です。
櫛田宮は全国の櫛田宮に祀られる「くしいなだひめ」や無くて
「大幡主の尊」祇園宮は「スサノウの尊」そして大神宮は「天照大神」です。
この中の大神宮の紋が二種類あるけんその違いは?どれが正しいか?
こら今まで気づかんやったポイントです!
これ聞いておいしゃん今までなんも気づかんやった点に気付きました。
ちなみにこの大神宮の桜の紋は博多の山笠では女神の紋やけん
山笠では用いられません、ばってんが中洲流だけは台幕に今も記されてます。
「なして?」って蛇の目の大将にきいたばってんが「わからん・・」
この桜紋のとがったモチーフは日本の家紋では「大和桜」になります。
一方提灯の丸みば帯びた桜紋はただの「さくら」に属します・・
そしてこの違いより最初に思うたとが天照は「菊のご紋」なはずですもんね。
前述の知人の福岡市博物館の元学芸員(おいしゃんと同級やけんすでに退職)の
福間さんに聞いても??の見解やったです。
こらお櫛田さん聞いてみらないかんて思うて今日朝一番に散歩がてら
お櫛田さんに行って聞いてきました。
それが今回の「目からうろこ」ですったい!
そしたら納得の講釈いただきました・・・・・
天照大神の紋は「菊」ではあるばってんが全国の神社では
天皇家にまつわる神社でしか用いられんて言うこと。
天照大神は日本全国の「総鎮守」の位置づけということ。
それ以外の神社の天照は日本の国の花「桜」ば紋にしとるって・・
家の紋は同じ松や菱でも微妙に違いがあるばってんが
神社は総桜で「山桜」の紋らしいです・
ソメイヨシノは最近の品種ですもんね・・
よって紋の微妙な形状の違いは特に意味は無かて回答いただきました。
それでちゃなんかあるっちゃろう?
提灯屋さんに聞いたらわかるかも?
お櫛田さんの提灯ば一手に引き受ける門田提灯に聞こうて思うたばってんが
朝早うてまだ開いとらんやった・・後日聞きにいってんろうて思います。
そげなどうでちゃ良かことば日々興味持って調べよる
おいしゃんです。
老い先短いじんせいばってんがすこしでちゃなんなと生きた足跡ば
残しとかんとて思う今日この頃です・・
チャンチャン
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