てるおですけど、何か?

過ぎし日々が物語る『未来』と
幼い頃描いてた『未来』を
重ねてみてるんだ

答えがあるんだ…きっと。

子を想い 冬空の中 地蔵さん

2021年12月26日 | 子育て
カイロ持っても 凍える体

てるおですけど、何か?

雪国産まれ、雪国育ちですが、

寒いのは大っ嫌いです。

弱いです。


久々の休日に子供のサッカーの納会があった。

こりゃ~久々に見に行こうってことで、
かみさんと行ってきました。




なのに、
雪。
最高気温が5度程度、最低が、マイナス2度の
ここ最近ない真冬日(笑)

小雪がちらつき、太陽がほぼ差さない
木枯らしがびゅ~びゅ~(笑)

「風邪ひいてください」という日です。

子供らには、
アンダーウェアや、カイロ、ウィンドブレーカー等々、
完全防備で臨ませた。

わしらも、 
作業用のインナーを着て、カイロ貼って、持って、
ひざ掛けも準備して、完璧な装いだった。



だが、

本気の冬将軍ってのは、だいぶ強かった。

つま先は感覚を失い、
膀胱が縮小して、何度もおトイレへ。



幼い頃の

「廊下で正座してなさい!」

というアレを思い出した。

「辛いよう…寒いよう…」である。

子供たちは、
ワンコロみたいなもんで、
サッカーボールとゴールがあれば、
全てを忘れる事ができるらしい。

ただ、
ちゃんとした防寒対策ができていない子が
寒さのせいで、体調を崩し早退した。


そのぐらい過酷な極寒納会だったのだ(笑)


途中から、
子供たちの動向よりも、
太陽と雲の動向が気になりだした。

何度か行ったトイレが
臭いが、温かい事に気づいて、

あの嵐のフジロック初年度を思い出した。



あの当時、山の上でのフェスってのが
どんなもんかわからない人で溢れかえっていた。
みんな薄着で、軽装備。

雨の予報なんて、「どうにかなるっしょ!」みたいな。

予報は的中し、大雨になった。
演奏が急遽中止されるほどの大雨だ。
一番見たかったレッチリが演奏の途中で、
ドラムを倒し、ステージをぐちゃぐちゃにして
去っていった。

そうすることで、演奏を辞めることができた。


それほどの大雨であった。

わしら観客は
大雨に晒され、ずぶぬれになって、
どんどん体温を奪われていった。
送迎のバスが予定時刻に到着せず、
だいぶ待たされた。
我先にとバスに乗り込む人たち。
怒号が飛び交う
地獄絵図であった。

そんな中、
争いが嫌いなわしらは、
仮設トイレの中で暖を取っていた。

意識が少しずつ朦朧としてくるのを感じながら。


「死にたくねぇ~よ~」って思いながら。

…臭いけど、暖かいな…


って。




あの地獄を思い出した。


子供たちが楽しそうにしているから、
どうにかなっているが、

今置かれた環境は、「地獄」にだいぶ近かった(笑)




日が差した時、
チェアーごと、みんなで移動した(笑)

「太陽ってありがたい!」と心から思った。

足の指に血が通う瞬間を感じた。

「生きてる!」




昼過ぎに終了したとき、
正直、ほっとした。

ただ、芯から冷え切った体は、
その後数時間、元には戻らなかった。


そして、
同じように冷えたはずの子供たちはというと、

各々昼食を取った後
雪が降る中また、出て行って、
公園で永遠とサッカーをしていたのだった。


子育ては、
地味に身を削るのであった。。。

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こんな人生もありでしょ?
なんでもバチコイ!

てるのインスタ
https://www.instagram.com/koolnock/







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