姪っ子に マリオ教わる 秋の夜

12年もの　月日が流れ

てるおですけど、何か?

こんなにも
お腹の大きい状態で

もう会えないかも…

ってことで、
義妹さんと、姪っ子が
遊びに来てくれまして。

義妹さんと、かみさんは、
出産についての話がメインよね、
やっぱり。

12年前の記憶を思い返しながら、
「この時はこうで…あのときはこうで…」

と。

学校では教えてくれないことばかりですわ。


そんな大事な会話が繰り広げられる隣で

姪っ子と俺は、
スーパーマリオ(笑)。

世代的に、
俺もスーパーマリオ世代なのですが、

久しくやってなかったので、
いまいちうまく操作でず…

「これどうやってやるん?」

から始まり


「Ｂダッシュじゃなく、Ｙダッシュじゃん!」

などなど。

そんな俺に

しょ～がないなぁ…的雰囲気で

「ちょっと貸して!」

と奪われる俺。



昔はうまく出来たんだが、
その記憶だけでは、
ゲームはクリアできないのよね。

体がついてこない。


…

もう全力疾走が、出来ないのに
いつまでも、
足が速いつもりでいるのと
ちと似た感覚ってのかな?


ようは、

「老い」ですわ。


しょ～がないんですけどね(笑)


老いを認めたくはないが、
認めないのも
「可愛げ」がないと思うので

素直に、認めつつ、

「これどうするん?」

と幾度も(笑)。


心の奥底では
「おっちゃんもマリオ得意だったんだぞ～」

と思いつつね。

…

数時間の時は
あっという間に過ぎて


「次は、産婦人科でね～!」と
見送ったのだった。