見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

奥深いブランディの香りと味

2007-02-22 22:41:57 | 生き方・生活
お酒は嫌いではないが、一人でも毎日呑むという友人たちとは違い、「お酒の入った会話の場」が好きなので、根っからの酒好きということでもない。
が、「場」は多いので、必然的に穴場や銘柄の知識が増え、誤解されることもある。お酒が好きなのではない。場が好きなのだ。

で、お酒の世界は奥が深い。
知らないお酒が山のようにある。昨日飲んだ「アルマニャック」もそのひとつ。ブランデーの種類に、コニャックやアルマニャックがあるということは知識の隅にあったが、その違いを知る機会はなかった。
昔、ブランデーといえばVSOPで、海外旅行のお土産にはナポレオンを買ってくるのがステイタスだった時代があった。が、恥ずかしいことに、ブランデーの原材料が葡萄だと知ったのも、つい最近のことだ。ウイスキーとは親も出生地もまったく違う。当たり前のことで、まだ知らないことは山ほどある。

昨日飲んだアルマニャックは、「ドメーヌ・ド・ラリュー1976」。バーテンダーは、「ワイルドで香り高いコニャック」と紹介していたが、樽香やシナモンの香りが漂い、口当たりが素晴らしい。どことなく、香草の薫りに酔うギリシアブランデー「メタクサ」を彷彿とさせる印象だ。この街が誇る欧風スタイルバーで飲むと味に深みも加わる。

珍しいボトルなので写真に残したいと友人に言ったところ、徐に一眼レフを取り出した。さすが、メディア業界の人。そういえば、歯科医師の知人は常に応急用歯科器具一式を持ち歩いていた。私は…、といえば職業に適った日常携帯品は何もない。



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2 コメント

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にじみ出るもの (ワイン)
2007-02-25 07:33:21
なるほど、MAYUMIさんの言うとおり、職業によって身につけたスキルやその人の生き方なども携行品として活かさなければいけないですね。それにしても、MAYUMIさんのマッサージを受けてみたいです。
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おや、そうですか? (MAYUMI)
2007-02-23 20:13:18
ご職業に合った日常携帯品は形あるものだけとは限らないのではないでしょうか。
例えば、切れの良い思考、機転の利く記憶力、美しい言葉、しなやかな物腰。
最寄のAEDのありかや、その使い方なんてのもあったりして。
そんなもので充分だったりしませんか。
ちなみに私の携行品は笑顔とマッサージのスキルです。
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