見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

カンボジアからタイへの国境越え風景

2007-06-20 23:26:04 | 旅の風景
カンボジアとタイの国境を越えた。
国境越えルートのツアー会社の適当さは、ベトナムからのルートで一度学習している。なので、今度はバスの種類や運行時刻等を用心深く確認しチケットを購入した・・・つもりだったのだが。
国境のイミグレーションで放り出されることは予想していなかった。


国境に向かうバス。見かけはとても快適そう(ナンバープレートがないが)

道は広くのびた無舗装。バスの振動がすばらしい。たびたび大掛かりな土管埋没工事に出会う

よく見ると、運転席のパネルのメーターはどれも動いていない。スピードは出ないのでスピードメータは動かなくてもいいが、せめてガソリンメータくらいは・・・

韓国のカンボジア支援は手厚い。街中にハングル語が多く、このバスも韓国からやってきたらしい

道はメコンデルタの大地を走る。道沿いに、夜に電灯に集まる虫を集めるビニール装置(?)が並ぶ。タガメ、コウロギ、バッタ・・・どれも市場の日常食材。

トイレ休憩のたびに水をかけてエンジンを冷やす。昔の日本の車もそうでしたか?

たびたびすれ違うのはブタを運ぶバイク

国境でバスを降ろされ、皆で顔を見合わせ右往左往しながら、何となくこちらかしら・・・と思う方向に歩いた

国境の街には突然大きなホテルが出現。タイ側に歩いて振り返ると『ようこそカンボジアへ』と書かれた立派なゲートがそそり立っている。

徒歩でタイに入国した先のバスパーキングで待っていた艶やかなバス

ボーダーを境に変わったのはバスだけではなかった。行政区で道路状況が変わるのは、新潟県と長野県の県境でもよくある風景だった


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3 コメント

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陸続きの国境 (B型パパイヤ)
2007-06-23 13:38:51
国境を挟んで別世界はタイとラオスもそうだったですね。タイ側は舗装されていてラオスは土で、タイ側には物資が溢れていて、ラオスは免税ショップなんかあってもモノがなかったです。15年も前のことだから今は変化しているんだろうと思います。レポートを待ってます。
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ラオスの古都 (ワイン)
2007-06-27 14:12:26
ルアンプラバンという北部の旧都に入りました。メコン川沿いの狭い立地にある落ち着いた古都です。2日かけてずっとメコン川を南下してきたので、道路事情の変化はわかりませんが、ここは小リゾートの雰囲気で、布や民芸品の小さな露天がきれいに並んで物は豊富に見えます。95年に世界遺産に登録されて以降、観光客がどんどん増えているということも要因かもしれません。
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おお、懐かしい! (B型パパイヤ)
2007-06-28 01:06:32
ルアングパラバーンは私が「理想の地」と感じた所です。つまり山があってきれいな川があって、かつ、暖かい。そうか、95年に世界遺産ですか。私が行った時はそんな時代じゃないからなあ。ホテルの排水が悪くて部屋中水浸しになったこと、布市場にひとりで自転車で行った時、ここで野犬に襲われたらおしまいって思ったこと、一緒だったアメリカ人が朝食の「目玉焼き」をラオス語で何で言うか分からずタイ語で通訳してあげたこと。ちなみに「星卵」ですけど、懐かしい!!!
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