10年ぶりにヒンズー教徒の聖地バラナシ(ベナレス)を訪れた。相変わらずの混沌とした喧騒だが、何かが変わりつつある。路上を歩く
牛が減った。お洒落なデパートがそそり立った。サリーの女性が少なくなって、ジーパンで颯爽と歩く女性が目立つ。
10年たてば、日本も変わる。当たり前のことなのだが、10年前の印象が強烈だったために、まだそのままの姿でそこにいてくれるもの、と思っていた自分が可笑しかった。
それでも、ガンガーの対岸から昇る10年ぶりの朝陽の神々しさは変わっていなかった。
牛が減った。お洒落なデパートがそそり立った。サリーの女性が少なくなって、ジーパンで颯爽と歩く女性が目立つ。
10年たてば、日本も変わる。当たり前のことなのだが、10年前の印象が強烈だったために、まだそのままの姿でそこにいてくれるもの、と思っていた自分が可笑しかった。
それでも、ガンガーの対岸から昇る10年ぶりの朝陽の神々しさは変わっていなかった。