見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

聖地ベナレスの朝陽

2007-04-15 23:03:50 | 旅の風景
10年ぶりにヒンズー教徒の聖地バラナシ(ベナレス)を訪れた。相変わらずの混沌とした喧騒だが、何かが変わりつつある。路上を歩く

牛が減った。お洒落なデパートがそそり立った。サリーの女性が少なくなって、ジーパンで颯爽と歩く女性が目立つ。
10年たてば、日本も変わる。当たり前のことなのだが、10年前の印象が強烈だったために、まだそのままの姿でそこにいてくれるもの、と思っていた自分が可笑しかった。
それでも、ガンガーの対岸から昇る10年ぶりの朝陽の神々しさは変わっていなかった。
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