見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

神々の顔

2007-04-21 17:46:37 | 旅の風景
ふと立ち寄った陶芸の村で祭事の際に売るという面を見た。
ユニークな象の面は、ヒンズー教の三大神の一人シヴァ神の息子「ガネーシュ」。自分の息子だと気づかずに首をはねてしまった彼は、「最初に来たものの首を挿げ替えよう」と言った。皆が固唾を呑んでじっと待つ中、やってきたのは象だったのだという。
ガネーシュ神が好きなヒンズー教徒は多い。そのふくよかででっぷりとしたお腹は愛嬌たっぷりだ。シヴァ神の乗り物は牛だが、ガネーシュ神の乗り物はねずみ。彼を祭る像の足元にはいつも小さなねずみが控えている。
商売や物事のスタート時に成功の神として街のそこかしこに祭られている。
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