見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

高速バス

2008-11-17 21:55:02 | 旅の風景
東京-名古屋間を往復するための高速バスを検索したところ、予想以上に多くの会社がラインを企画していることを知った。

そして、料金が驚くほど安い。
東京-名古屋をJRで往復すると、新幹線自由席を使ったとしても2万円を越える。
ところが、ネットに並んぶ東京-名古屋間の高速バスは片道2900円から。便によっては、6000円以内で往復できることになる。
乗車時間は4~5時間と新幹線の倍以上の時間がかかるが、夜行便や早朝便もあり、使い方次第の選択肢がかなりある。



ネット上では、各バスの「お客様の声」と評価が閲覧できるようになっていた。
①安全運転 ②ドライバーの応対・サービス ③車両の清潔感 ④バスの設備 ⑤集合時の案内受付、 の5つの視点の5段階評価と共に「利用者の感想」が掲載されている。

トラベル系サイトに掲載される「お客様の声」と「評価」には本当に気を揉むと吐露した、ホテル業の友人がいるが、利用者にとっては選択時の有用な情報になることは確かだ。

いくつかの選択肢の中から、「3列シート」「女性安心」「ゆったり」「ブランケット」が特徴という旅の散策ツアーズに予約を入れた。往復で6000円。
「女性安心」というのは、「2列席の場合の隣は、女性か空席を確約」だそうだ。

3列シートバスは、ブラジルの都市間移動で何度か利用した。
「飛行機のファーストクラスに匹敵する」という評判の広いシートを誇る長距離都市間バスは、12時間~18時間、時には数日間かけて広いブラジルを走る。


大きさも仕様も違う日本のバスに、ブラジルのバスほどの居住性は期待していなかったのだが、東京の八重洲口から乗車したバスは、予想以上に居心地が良かった。
横3列、縦に9席だけなので前後に余裕があり、フラットに近い角度まで後ろにリクライニングできる。

フットレストが上部まで上がり、ブランケットに包まれた暖かさも手伝って、朝の便ではあったが、出発してしばらくすると眠りに落ちた。





↑ブラジルの長距離バスと重厚な3列シート。安眠のための遮光性カーテンが完備されている。

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