見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

旅の風景■食のタイランド

2006-08-02 22:33:08 | 過去の旅
自分が知らない様々な国の生活にとても興味があるのですが、振り返ってみると、実際に行ってみた国の数は30そこそこで、好奇心いっぱいにいくつもの国を歩くというよりは、気に入ってしまうと、繰り返し足を運ぶ傾向があるようです。

今まで、訪問国について振り返ることがなかったので、過去の旅を総括したり、俯瞰したりしたのは、来年の世界歩きの計画がきっかけとなって、初めてのことです。

渡航費などの経済的な理由もありますが、一度行っただけの国や数日しか滞在していない国もある一方で、何度も行きたくなる国は、惹かれる理由があるはずです。

タイ王国もそのひとつ。
タイに関わりのある知人が多いこともありますが、最大の魅力は食べ物と気候かもしれません。野菜や海鮮等のシンプルな素材を独特に調味する料理は最高。

初めてタイを訪問した1989年、リサーチに入った東北タイの小学校でちょうど給食の時間となり、大きななべにたっぷりのココナッツカレーが運ばれてきました。
美味しそうな香を放つのカレーをちょっと味見させてもらったところ、あまりの辛さに火を噴きそうな顔になり、周囲を取り巻いた子どもたちに、くすくすと笑われてしまいました。



日本の学校給食のカレーは、小麦粉を溶いてどろどろにした「辛さ」とはほとんど無縁の「ライスカレー」です。
人間の舌の味覚は感覚は、生れた頃から鍛えられ、その国独自の食生活と共に育っていくのだと、改めて認識しました。

私は、ゲーン・キョウ・ワンと呼ばれるグリーンカレーが大好きです。
タイの子ども並の辛さが私の限界ですが…



ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 旅行ブログへ





コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 旅の風景■最初のイングランド | トップ | 感で動けるようになるまで »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
魅惑のタイ料理 (カヌン)
2006-08-03 00:25:23
私がタイに長期間住みつくことになってしまったのもタイ料理のせいです。ソムタムとトムヤムクンがタイでの初めての食事。子供の時から辛党だったので、理想の味でした。助走を終えて本番の世界旅行の時はぜひタイで会いましょう。
返信する
ぜひお願いします (ワイン)
2006-08-04 00:42:30
素朴で美味しい料理をぜひ教えてください。でも、私の場合は、「ぺ・ニット・ノイ」でお願いします(^^!)
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

過去の旅」カテゴリの最新記事