見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

旅の風景■環境保護に敏感なドイツ

2006-08-18 21:12:55 | 過去の旅
大きなゴミの分別回収ボックスを街角に設置しているドイツですが、路上にポイ捨てされるゴミの量は尋常ではありません。

以前滞在した夏のロンドンでも、同じ状況を見ました。
歩道に、空き袋や食べ物を中心に様々なごみが捨てられ、朝靄のかかる早朝から、制服を着た清掃員が清掃車と一緒にフル稼働しているのです。
オレンジ色の制服を着た清掃員

「夏は、英国人は全員バカンスで海外に出て留守だよ。ロンドンにいるのは観光客だけさ。こんな風に汚しているのは英国人じゃなくて外国人なんだ」
と、英国人が苦笑いして言っていましたが、ドイツでも、「外国人が…」なのでしょうか。

環境配慮が国民に浸透していると言うだけあって、スーパーマーケットでは、請求しないとポリ袋はもらえませんし、大きな空き瓶回収ボックスは、ガラスの色別に分別するように配置されていました。


大きなグラスにたっぷり注がれるきりっと冷えた白ワイン
モルトの風味が強く濃くのあるバイエルン・ビール
ほどよいアオカビがマッチしているカンボゾーラチーズ
ライン川沿いの丘に凛々しく立つ古城群
こざっぱりした格安のB&B

どれも予想以上に楽しめるドイツの旅です。

…が、街中の壁に大胆に描きなぐられた落書きの多さや、路上に散乱しているごみを見ると、雑誌や報道からイメージしていた環境先進国とは何かが違う、と思うのでした。



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