見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

進化するケータイの使い方

2006-07-17 21:38:24 | 生き方・生活
週末の国内移動に飛行機を使いました。

ここ数年、国内線を使う移動が多く、地方空港に出入りしていると
これほどまでに飛行機を利用する人々がいるのだという事実に
かなりのショックを受けていました。

それまでの私は、離島や北海道の移動はともかく、
国内を空路移動するという行為は、
資産階級の方々の特権だと思っていたからです。

しかし数年前、仕事で青森に空路移動で呼ばれた際、
「東京からJRを乗り継ぐより、飛行機の方がずっと経済的なんです」
と言われて目から鱗でした。

初めて飛行機に乗ったのは小学生の時、
「日本万国博覧会」見物に家族5人で大阪まで乗ったYS11
新し物好きの両親は、一見贅沢に見える品物や行為でも
「新しい」「珍しい」には、生活費を切り詰めても体験する人たちでした。

現在、航空券の予約・購入は、可能な限りインターネット上で行います。
24時間いつでも操作が可能で、座席指定ができ、
さらに運賃が割引されるというメリットが魅力的です。

で、今回はさらに一歩踏み込んで、
スマートeチェックイン」に挑戦しました。

前日の22時には、自動的にチェックイン手続きが進み、
当日、フライト15分前までにゲート前の自動チェックイン機で
チケットを発行すれば搭乗できるという優れたシステムです。

実際、前日には「明日搭乗ですよ」というメールが携帯電話に入り、
当日も、「チェックイン締切時刻」のお知らせメールを何度か受け取りました。
念には念を入れたケアに脱帽です(ややしつこい感もしますが)。

そして、今回初めて、
QRコード」という2次元コードを使ってみたのです。

指示された方法で自分の携帯電話にQRコードを取り込むことに
しばし、試行錯誤しましたが、理屈より感の導きで操作しているうちに
取り込みに成功(^^)v

会議が終わり、時計を気にしながら地下鉄を乗り継いで羽田空港へ。
胸をわくわくさせながら、自動チェックイン機の前に立ちました。
自分の携帯電話に蓄積したデータを取り出し、指示画面にかざすと
「ピッ」と軽快な電子音と共に、エアチケットが排出されてきました。

おー!

ずっと気になっていたQRコードの存在でしたが、
安価で単純機能の私の携帯電話がその役割を果すなんて…。

電話と電子メール機能だけで使っていた「携帯電話」が
「ケータイ」としての姿を見せた初の所作でした。

結局、空港でゆっくりチェックインするゆとりと余裕を
失った生活を送っているということなのでしょうけれど。


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