ライバルは島耕作?何も専務の奮闘記

ファミリービジネスを担う?ボンボン育ちの何も専務・・・ライバルであったはずの島耕作はとっくに社長->会長->相談役・・・

公開討論会@焼津

2011年03月25日 | 日常?

地元焼津で行われた、焼津JC主催の統一地方選静岡県議会議員選挙の公開討論会。

思い起こせば、8年前。
何としても、この地域の人々に選挙への関心を持ってもらうことにより投票率向上に繋げようと、任意団体を立ち上げ(8年前は、青年会議所が表に出てはいけないといわれていたため・・・汗)、大ホールの使用料をポケットマネーで立て替えることまでして、公開討論会の開催に漕ぎ着けたものでした。
その当時は、「公開討論会ってなんだ?」といった考えをお持ちの方が大勢で、出席依頼に伺った際に『お前達は何様だ!』と、当時の現職議員に脅かされたのも、今となっては笑い話ですが・・・看板に堂々と“焼津JC”のロゴが踊っている姿を見ると、隔世の感がありました。

それにしても、今回の討論会は候補者の個性を際立たせる内容で、大変面白かったです。
勝手に、各候補を評価させていただくと・・・

S候補は、とにかくワンフレーズが印象的な、元首相小泉純一郎さんタイプ。
周辺の人々が、氏の主張を直接聞くことができれば、共感する人も数多く現れるのではないかと思うほど、独自の主張を繰り広げていました。

N候補は、「さすが現職」と思わせる、理路整然とした主張をする現官房長官枝野さんタイプ。
氏が主張する政策が実現できたら、きっとこの地域は安心して暮らせるな~と感じました。

R候補から感じたのは、ズバリ『誠意』=タイプ別分類は不可能でした。
今の政治家さん達がどこかに置いてきてしまったものを、氏はお持ちのようです。
今回の震災で知人が困っていると聞けば直ぐに駆けつける氏の愚直さが、今の日本にとっては必要なのかも知れません。

T候補の質問に対する理解力に加え、溌溂とした話振りは、まさに最近の政治家のスタイルそのもので、松下政経塾出身の野田財務相タイプに見えました。
氏と比較すると一世代前の何にも専務にとっては、言葉の端々に垣間見える今時の物言いが少々気になりましたが、それも若さの特権でしょうか?

O候補は、民主党らしからぬ「安心感」を与えてくれる、故大平首相タイプだと思います。
プレゼンテーション能力が要求される部分では、明らかに不利な性格だと思いましたが、この人なら「決して他人を騙したりはしないだろう」という気にさせられちゃいました。

都知事選のように、最後の後出しジャンケンをしてくる候補が出てくるかも知れませんが、この5人の中で、県議の椅子に座ることができるのは3人のみ。
厳しい選挙戦になることでしょう。

どなたが当選したとしても、今回の公開討論会で主張していただいた考えを、必ず実践していただきたいと思います。
みなさんのご健闘を祈念すると共に、我々有権者が『必ず投票に行く』ことが、この地域を本当に豊にすることに繋がると思いますので、何としても、投票率が60%以上になって欲しいと、併せて祈念いたします。

※当日は写真撮影が禁止されていましたので、井林たつのりさんのBlogから画像は転載させていただきました。



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