ライバルは島耕作?何も専務の奮闘記

ファミリービジネスを担う?ボンボン育ちの何も専務・・・ライバルであったはずの島耕作はとっくに社長->会長->相談役・・・

忍び寄る足音

2010年11月29日 | お仕事
建設業の倒産件数が、16ヶ月連続前年同月を下回った。
いよいよ景気回復局面を迎えたっ!と、いきたいところであるが、実態はかけ離れている。

倒産件数が減少している理由の大部分は、亀井さんが成立させてしまったモラトリアム法案に尽きる。
一所懸命働いているにもかかわらず、つなぎの運転資金がどうにもならない企業に対する国からの期限付き補助制度であったにもかかわらず、利用企業の中には高級車で融資窓口に乗り付けた輩も多数いたそうだ。

彼等は、倒産を前提条件にお金を借りて、計画倒産後お金は返さない。
もちろん、金融機関は信用保証協会が保証しているため、被害は“0”。
結局は、信用保証協会の原資である税金により、高級車を乗り回す輩の贅沢代を賄うといったことが、平然と行われていることとなる。
そのような腹立たしいことはさておき、問題はこのモラトリアム法案の中身である『政府が民間金融機関の中小企業向け融資を、信用保証協会が全額保証する景気対応緊急保証制度』を利用してきた企業に対する元本据え置き期間の猶予が、この11月から期限を迎え始めていることだ。

また、この保証制度そのものも、零細企業を除き、エコポイント同様、来年3月末に打ち切られてしまう。
となれば、年末から年度末にかけて、次々と廃業を迎える企業が続出し、負の大連鎖が始まる・・・

実際に今月は、身近な企業がいくつか、倒産または廃業した。
これからの4ヶ月が、第1の正念場。
情報収集に努め、間違いが起きないようにしなければならない。

さ~てと、今夜も情報収集に出かけなくては!                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          


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2 コメント

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借りては (1881)
2010-11-29 20:42:16
物事をそんなにlinearにみることは視野狭窄一直線ですよ。経営者として今日、いま、をこなさなければならない人は、原則なんでもあり。
その人が高級車を乗り、計画倒産して借り入れは、保証協会が全て貸し損なんて、さすがに、与信先はそんなお気楽なことしてないのでは?
ま→くんも、一度億単位の手形を前日夜半まで落とせない経験をしてみてはどうですか?
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日本語下手で・・・ (ま→くん)
2010-12-03 14:00:37
☆1881さん
掲載させていただいた内容は、実際に信用保証協会に勤めている人物からお聞きしたことで、1881さんが仰るとおり彼等は「原則何でもあり」とのこと。
政治家の口利きは当たり前で、明らかに「そっち系」の人を用いた脅迫も行われているそうです。
その様な輩のせいで、「一所懸命働いているにもかかわらず、つなぎの運転資金がどうにもならない企業」にお金が行き渡らないのであれば、あまりにこの世の中は不条理だと言うことを述べたかったのですが、表現が稚拙で申し訳ございませんでした。

ちなみに、以前9億円のペイメントを〆切1時間前まで実施できなかった経験をしたことがあり、その時の恐怖は未だ記憶の底にこびりついております。
2度とあのような体験はごめん被りたいものです。

ありがとうございました。
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