社員面談

生コン製造部門を除いた、約９０人の社員面談が終了した。
以前から社員の方達と一人一人会社について語り合いたいと考えていたが、諸般の事情によりなかなか実現することができず、専務という立場になって、やっと開催できる運びとなった念願の社員面談であった。

仕事における最優先事項は何かということを考えると、それぞれのポジションにより答えは違ってくるものと思われるが、基本は『如何に気持ちよく働くことができるか』と言うことに尽きると思う。
朝起きてから『会社に行きたくないよ～』と思うだけで、その日一日、ひいては人生そのものがつまらなくなってしまう。

実際、今回の面談で、自分が思っている以上に社員一人一人の方々が現在の会社の状態に危機感を覚え、何とかしたいと考えていてくれた。
そして『どうすれば会社が良くなるか？』との問いかけに対して、社員のみなさんが応えてくれた回答の総数が、何と２７６！
目的意識を持って仕事をしていない限り、改善提案など出てくるはずはないので、改めて当社の社員のレベルの高さに驚くと共に、ここまで改善が必要な事態になるまで放っておいた経営責任を痛感した。

改善提案の内容を分析すると、パレート図に示されている通り、上位３つの項目で全体の８０％以上を占めている。
・・・ということは、この３項目を何とかすれば、会社の問題の８割は解決できることとなる。
道のりは高く険しいかも知れないが、社員の方達の期待に応え、働く喜びを共有できる会社にしていきたい。

・・・社員の人達にこれを見られて『言ってることとやってることが違う！』と言われたらどうしよう