ライバルは島耕作?何も専務の奮闘記

ファミリービジネスを担う?ボンボン育ちの何も専務・・・ライバルであったはずの島耕作はとっくに社長->会長->相談役・・・

久しぶりに緊張した~

2011年06月10日 | 日常?
今日は、当社と当社安全衛生協力会が共催した安全大会。
約400人の関係者に、焼津市民文化会館の小ホールに集まっていただいた。
何にも専務の登場は、式次第の一番最後に書かれている『講評』。
今年年男の48歳目前とはいえ、会場からこちらを見ている諸先輩方に対して『講評』するなどとはおこがましいと思ったが、正直に自分が思ったことを伝えさせていただいた。
たった3時間のために、1ヶ月以上も前から準備を続けてきてくれた関係者の努力に感謝したいこと。

とはいえ、昨年と全く同じ失敗を繰り返してしまったことは、自分の指導不足そのものであり、壇上にいることが苦痛で堪らなかったのが、正直なところだった。
その辺りのことを講評らしく話させていただいた後、最後に一言、自分の思いを付け加えさせて戴いた。

今回の安全大会では、東北地方を襲った大震災の復興支援に駆けつけた焼津市の担当者の方からもご講演戴き、その体験をお聞きしながら、自分が目にしてきた石巻や大洗の様子を思い出してしまった。

つい1時間前まで営まれてきた日常が、一瞬のうちに灰燼に帰す。
そのようなことが、現実に起こりうるという事実に打ちのめされた記憶。
安全第一と、常に声高に叫びながらも、ついつい後回しにされがちな「安全対策」。

平穏に営まれてきた日常が、一瞬のうちに失われてしまうのは、事故も津波も全く同じということを、改めて実感した。

そして、『一時間後に死んでしまう可能性があるのなら、いま自分が行っていることは正しいか?』と、自分に問いかける姿勢が、いまの我々にとって最も必要なことではないかと・・・ついつい「講評」を逸脱してしまうほどの熱弁を奮ってしまった。

もっとも、その熱弁も、長時間の拘束時間でうんざりしてしまった様子が壇上から垣間見える聴衆のハートを掴まえることはできなかったようで、閉式直後の「伸びをする姿」×多数が、自分の拙さの証明だったような気がする。

来年からは、参加者が時間の経過を忘れてしまうほどの内容にすることと、自分自身の「伝える力」の向上を図り、安全大会終了後に「打ち上げ行くかっ」と言えるような達成感を味わいたい。

はぁ~緊した・・・

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