昨晩開かれた送別会。
主役は、当社の建築部門創世記に獅子奮迅の活躍をしていただき、御年68歳を迎える長谷川廣志さんだ。
長谷川さんは、全国区のゼネコンである住友建設(現三井住友建設)の建築部長まで勤めていた方で、普通であれば、当時部員が2名しかいなかった当社の建築部門には、とても来ていただけないような大物だった。
ところが縁あって、第2の人生に当社を選んでいただき、年間売り上げが1,000万円に満たなかった建築部門を、年商15億円を超える部門に育て上げていただいた。
大企業から中小企業への転身で、色々な葛藤と闘いながら業務を遂行していただいたことは、想像に難くない。
特に、土木部門の比率が限りなく100%に近かった当社において、当時は建築部門を軽視する傾向が強く、本当にご苦労をかけたに違いなかった。
そんな長谷川さんとの想い出は数限りないが、「あんた偉そうに言ったって、一級建築士もってないじゃん」の一言で、自分の勉強魂に火を点けてくれたことは、今の自分にとって大きな財産になっている。
若造の位置まで目線を下げて、対等にお付き合いいただいた長谷川さん。
本当にお疲れ様でした!
でも、ピンチの時にはまた助けてくださいね・・・
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