おりびらき

焼津の夏を締めくくる「おりびらき（お祭りの打ち上げ）」に参加させていただいた。



最初の内は、魚河岸シャツに身を包んだ焼津の若い衆？が和気あいあいと飲んでいるといった、普通の飲み会であったものの、酔いが回り始めると、恒例の？行事が始まってしまった。
テーブルを脇に寄せて、中央につくられた座布団の通路。
この上を、『アンエ～トン』のかけ声と共に、放浪記の森光子さんよろしく『でんぐりかえる』のが、良き伝統？
年齢・性別・上下関係一切問われずに声をかけられた人間が、次々と強制的に回転させられる。



凛々しく祭事の主役をつとめた御供捧（おんくささげ）のＭ花ちゃんも



この通り。



周囲も、この時とばかりに、思いっきり転がす＆転がす。
段々と呼びかけられる年齢が上がってきて、そろそろトイレに行く振りをして消えなければと思った瞬間、諮ったかのように「橋本～っ」の声が、かけられてしまった。
そうとなればこちらも焼津っ子。
昼間からのアルコールで重くなっている頭を省みずに『はい喜んで』と舞台へ・・・
前転の時は良いものの、折り返しの後転は、年寄りには少々・・・否、かなりきつく、いまでも首筋が痛い＆重い。
あ～やらなければよかったと思っても、後の祭り・・・



そのうち、宴は最高潮を迎え、Ｍ花ちゃんのお祖母ちゃんも、人馬の上に祭り上げられて、座布団ロードを駆け抜けていく。

そして、最後にＭ花ちゃんのお祖父ちゃんによるスペシャル一本締め『せ～のっポン』でお開きとなった。

祭り本番はもちろんのこと、おりびらきの影響が翌日にも現れてしまうようになっては、そろそろ引退しなければいけない年齢になったと言うことか。
でも、来年も『人数入ってますから』の電話に『ハイ喜んで』と言ってしまうんだろうな～