城代家老睦田(藤田まこと)の夫人は白木万里がいいと思う・・・
“天衣無縫”という言葉によってキャスティングされただけのような気もする中村玉緒。だけど、好きじゃない。黒澤映画『影武者』で降板させられた経緯のある勝新太郎。どういった思いでこの黒澤リメイクに臨んだのかは想像しかねるけど、織田裕二がどこまで三船敏郎の演技を真似できるかを見届けていたのかもしれません・・・。最後に藤田まことが登場することによって、「おめーさんの怨み晴らしてやったぜ」という台詞が思い浮かび、まさか勝新の怨みを?などと余計なことを考えてしまったのは、パチンコのやりすぎのためです・・・。
実は黒澤映画はそれほど観ていない。このオリジナル作品も見たことないはずだと思い込んでの鑑賞でしたが、途中から記憶が甦ってきました。それよりも織田裕二が喋る度に三船敏郎が被ってしまい、そんな印象を残すほど研究していたんだと、別の意味で感心してしまいました、お見事!
森田芳光監督も最近はハズレが多かったので、ここらで大博打を打って出たと思わせる巨匠監督のリメイク。オリジナル脚本をそのまま使用するのだし、ストーリー的には問題もない。それでも失敗だと感じるのはキャスティングなのでしょう。特に豊川悦司。似合わない。彼の登場するシーンは、もしかして笑ってもいいのか?と、周囲の観客をもチェックしてしまったほどです。もし、キャスティングが先に決まっていたのなら、それに合わせてセリフを手直ししても良かったのではないかと感じました。まぁ、藤田まことはピッタリでしたが・・・
オリジナルを知らない世代が楽しむには丁度いいのかもしれない。見たことすら忘れているので比較はできないけど、俳優のイメージとかけ離れていることさえ我慢すれば、楽しめる映画でした。
★★★・・
“天衣無縫”という言葉によってキャスティングされただけのような気もする中村玉緒。だけど、好きじゃない。黒澤映画『影武者』で降板させられた経緯のある勝新太郎。どういった思いでこの黒澤リメイクに臨んだのかは想像しかねるけど、織田裕二がどこまで三船敏郎の演技を真似できるかを見届けていたのかもしれません・・・。最後に藤田まことが登場することによって、「おめーさんの怨み晴らしてやったぜ」という台詞が思い浮かび、まさか勝新の怨みを?などと余計なことを考えてしまったのは、パチンコのやりすぎのためです・・・。
実は黒澤映画はそれほど観ていない。このオリジナル作品も見たことないはずだと思い込んでの鑑賞でしたが、途中から記憶が甦ってきました。それよりも織田裕二が喋る度に三船敏郎が被ってしまい、そんな印象を残すほど研究していたんだと、別の意味で感心してしまいました、お見事!
森田芳光監督も最近はハズレが多かったので、ここらで大博打を打って出たと思わせる巨匠監督のリメイク。オリジナル脚本をそのまま使用するのだし、ストーリー的には問題もない。それでも失敗だと感じるのはキャスティングなのでしょう。特に豊川悦司。似合わない。彼の登場するシーンは、もしかして笑ってもいいのか?と、周囲の観客をもチェックしてしまったほどです。もし、キャスティングが先に決まっていたのなら、それに合わせてセリフを手直ししても良かったのではないかと感じました。まぁ、藤田まことはピッタリでしたが・・・
オリジナルを知らない世代が楽しむには丁度いいのかもしれない。見たことすら忘れているので比較はできないけど、俳優のイメージとかけ離れていることさえ我慢すれば、楽しめる映画でした。
★★★・・
オリジナルを見てないせいでしょうか、
随分印象が違うみたいですね♪
結構逆な感じで面白い(´▽`*)アハハ
奥方が白木さんならどんなに笑えたでしょうねぇ・・・台無し(爆)
私はオリジナルを(たぶん)観ていないので、物語が素直に楽しめました。
織田フリークとしてはちょっと直して欲しい気がします。
いい演技もあったのですが、にやけるシーンが笑いとニヒルさの両面があったりして・・・
俺もオリジナルについては観てないと信じてたくらいだったので、ストーリーは楽しめました。途中からデジャヴ現象がありましたけど。
>たいむ様
すみません・・・ぱちんこ必殺仕事人のせいで、藤田まことが登場すると妙にうれしくなりまして(汗)
脚本を読んで、今なら藤田まことしかいない!とひらめいたんでしょうけど、彼はナイスキャストですね。
>KANAKANAZEMI様
失礼いたしました。さっそく直させていただきました。
使い慣れたパソコンに見切りをつけたもので変換が・・・と、言い訳がましく・・・
やはりkossyさんもおっしゃってる通り、キャスティングに合わせてセリフを手直しすべきでしょう。
城代家老は、“見かけはつまらない顔をしてるけど実はしたたか”なキャラで、セリフもそう喋らせてるのに、藤田まことが少しもマヌケな顔をしてない点でダメですね。
オリジナルの伊藤雄之助さんは、ホント、実にマヌケなメイクで「この顔じゃ若侍たちに信用されないだろうな」と観客に思わせる所がミソなんですね。
“ウマヅラ”というセリフは伊藤さんの顔から追加したものですから、しんさん仰る「つまらない顔」の人こそキャスティングすべきで、顔の形容詞もそれに合わせて変更すればいいのにね。
「バケモン」に見えない織田裕二もしかりです。そのまんま脚本使えばいいってもんじゃないでしょう。ガッカリでした。
なるほど~温水さんですか(笑)
つまらないという言葉の意味もなんだかわからなくなってしまいそうですが、勝手に忠臣蔵の昼行燈を想像してしまったので、これでOKだと思ってしまいました。
>Kei様
TBからあちこちの記事を読ませていただいてると、キャスティングに合わせて脚本の手直しが必要ということは皆さんがおっしゃってますね~
オリジナルを全く覚えてないので伊藤雄之助さんがどれほどマヌケ面だったのかわからない・・・と、最近見た映画でチェックしたら『橋のない川』の方でした!わかりました。
オリジナル脚本をそのまま使用する弊害があちこちに出ているんですね。バケモンという言葉までは考えませんでしたけど、おっしゃる通りです!
どこかで使用権の許可が下りたんでしょうけど、「そのまま」というのが条件だったのかなぁ・・・
・・・
こんなに軽~く仕上がる椿三十郎・・・
・・・
軽~
・・・
”楽しい”ではありましょうが、黒澤の前作を知ってしまうと、ちょっと物足りませんでした。
端正なのに無骨で豪傑臭ムンムン・鋭い眼力をもち、むっとクソまじめでありながら、若侍をほおって置けないちょっといい奴=三船・・・で、クールに決まりでしょう。
だから、面白かった!
”ぶってる”織田(ファンではありますが)三十郎には、少し残念でした。
たとえるなら、伊藤四郎等の喜劇のマジな笑いと、年末年始のバラエティの笑い、位の違いがありました。
今作はともかく、現代風さわやか~軽~な俳優ばかりではなく、ズ~ンと重みのある男臭い存在感の男優って出てこないもんですかね・・・
最近であれば、岡田さんあたりが、うまく成長してくれればって思うんですけども・・・
間違いなく見ない(オイ)作品なので
私みたいな輩を巻き込むには
ええキャスティングだったかもしれませんが。
・・・絶対違うよな~という感覚は
オリジナルを知らない自分でも感じたわけで
この違和感はきっと元ネタ知ってるひとはもっと
思っただろうなと。
まんまの脚本で今の俳優が演じる意味は
平成には平成の椿があってもええやんと
人に納得させる作品ができてなんぼなはずで、
比べられるだけで終わったり、
この脚本のよさだけ取り上げられるのは
いかがなもんかと。
読んではいない原作の話を
レビューで持ち出しましたが
実際斬らなくても作品として面白いものを
この監督と織田裕二なら作れたんじゃないかと
そもそものリメイク段階から
ケチつけちゃったAgehaさんでした。
そのほうがよっぽど今風椿三十郎が撮れたのにと。
当時できなかったことをやったほうが
よっぽどよかったのにと。
織田裕二の椿。
彼のキャスティングで成功だったと評される方はほとんどいませんけど、どうしてもチェックしてみたくなりますよね。
松山ケンイチに関しては、どんな役でもこなせるいい俳優だから安心してましたけど・・・
俺もオリジナルは多分観たのだろうけど覚えてないので、違和感はそれほどなかったのですが、三船敏郎が見えてくるほど真似が気になりました。
黒澤作品をリメイクすることがどれだけ反響を呼んでしまうのか・・・それがよくわかりました。しかし、その封印を解いたことによって、5月に「隠し砦の三悪人」までもが公開されることに・・・
樋口真嗣監督だし、酷評の嵐が吹き荒れることが予想されます(笑)