ダメ!人間を食べちゃダメ!
ブラックなファンタジーなのか、ファミリー向けホラーなのかよくわからない。映像も白黒フィルムに着色したような雰囲気で、ティム・バートンぽいカラー。50年代を舞台にしたほのぼのゾンビ映画だけど、人権問題や銃社会批判など、風刺も散りばめた作品でした。いくらゾンビがいるからと言って小学生にまで射撃訓練させるんだから、カナダ産映画ではあるけど、アメリカを意識したものなのでしょう。
主人公は小学生のティミー(クサン・レイ)と飼い慣らされたゾンビのファイド(ビリー・コノリー)。お母さん役が板についてきたキャリー・アン・モスはゾンビとティミーが仲良しになったことや、夫(ディラン・ベイカー)が家族を大切にしないものだから、徐々にファイドに対して心を開いていくところが良かった。ゾンビの知能なんて高いものじゃなく、扱いは犬と同じくらい。「ああ、これは犬なんだ」と思って見れば、とてもわかりやすい内容です。
それにしても、ゾンビが大量発生したことにより第二次大戦を通り越して“ゾンビ戦争”が起こっていたみたいだし、首輪を開発したゾムコン社が政治・行政を代行してるかのような、『ロボコップ』のオムニ社のような存在なのです。50年代だとさすがにハイテクは未熟であり、ゾンビをおとなしくさせる首輪も叩くと壊れるお粗末なシロモノ。そして、世間では家族の葬式を出すのに金がかかりすぎて、多くの死者はそのままゾンビになるという・・・。ティムの父ちゃんは家族全員の葬式ローンで首が回らないほど(でも、ゴルフはするのね・・・)。
ゾンビ映画は夜という設定が怖さを増長するものですが、ほとんど昼間だというこの映画。おとなしいゾンビが豹変するシーンは迫力あるけど、普段は人間と一緒に暮らしている。笑わせてくれるシーンもいっぱいあるし、特にセクシーゾンビにぞっこんのテオポリスさんが好きだ。
★★★★・
ブラックなファンタジーなのか、ファミリー向けホラーなのかよくわからない。映像も白黒フィルムに着色したような雰囲気で、ティム・バートンぽいカラー。50年代を舞台にしたほのぼのゾンビ映画だけど、人権問題や銃社会批判など、風刺も散りばめた作品でした。いくらゾンビがいるからと言って小学生にまで射撃訓練させるんだから、カナダ産映画ではあるけど、アメリカを意識したものなのでしょう。
主人公は小学生のティミー(クサン・レイ)と飼い慣らされたゾンビのファイド(ビリー・コノリー)。お母さん役が板についてきたキャリー・アン・モスはゾンビとティミーが仲良しになったことや、夫(ディラン・ベイカー)が家族を大切にしないものだから、徐々にファイドに対して心を開いていくところが良かった。ゾンビの知能なんて高いものじゃなく、扱いは犬と同じくらい。「ああ、これは犬なんだ」と思って見れば、とてもわかりやすい内容です。
それにしても、ゾンビが大量発生したことにより第二次大戦を通り越して“ゾンビ戦争”が起こっていたみたいだし、首輪を開発したゾムコン社が政治・行政を代行してるかのような、『ロボコップ』のオムニ社のような存在なのです。50年代だとさすがにハイテクは未熟であり、ゾンビをおとなしくさせる首輪も叩くと壊れるお粗末なシロモノ。そして、世間では家族の葬式を出すのに金がかかりすぎて、多くの死者はそのままゾンビになるという・・・。ティムの父ちゃんは家族全員の葬式ローンで首が回らないほど(でも、ゴルフはするのね・・・)。
ゾンビ映画は夜という設定が怖さを増長するものですが、ほとんど昼間だというこの映画。おとなしいゾンビが豹変するシーンは迫力あるけど、普段は人間と一緒に暮らしている。笑わせてくれるシーンもいっぱいあるし、特にセクシーゾンビにぞっこんのテオポリスさんが好きだ。
★★★★・
「バミリオン・プレジャー・ナイト」のコーナーだったゾンビ一家の長編映画を希望するアタシです。
ゾンビ一家って不思議ですよね。
死んだ者にまで家族の愛を注げるのか~~って。
まぁ、そんなにシリアスな映画じゃなかったのが良かったけど・・・
>ゆかりん様
いや、イケメンゾンビだと逆に虚しくなるかもしれませんよ(笑)
この作品を見ていたら、私もゾンビ好きになれるかも!
正統派ゾンビ作品も見れるかも!って思っちゃいました。
いや・・、どうかな~・・・。
でも、この作品はすごく楽しめました^^
ゾンビ映画に詳しい人ならどうやって分類するんだろうな~
多分、正統派はロメロ監督及びその作風の継承者のみなんでしょうけど、亜流がいっぱりありますからねw
人間不信に陥ったりすることもありますので、鑑賞の際にはご注意を!
家庭環境かな?
まあいいや。
ゾンビ映画も苦手だし、ブラックも苦手。
フウシや比喩は好き。
これは~微妙でした。
もしかすると、多くのゾンビ映画を体験している人向けだったのかもしれません。
「こんなゾンビ映画は見たことがない!」といった雰囲気でしたもん。
そういや、フランケンシュタインとか、コメディ風のホラーは昔からあったし、そういった系統なのかもしれませんが・・・
ホラーを見慣れてブラックや風刺に免疫ある人には完成度高い『ファンタジー』に見えると思います。逆に、ゾンビどころかホラーを見ようともしない層には、わざと安っぽくしてる部分や悪ふざけをそのまま見てしまうため何も笑えないかも。
バ、バミリオン・・・て知りません(汗)
ホラー映画の中でも特にゾンビ映画はなぜだか風刺が多いんですよね。それを別の角度から描いて、怖さじゃないモノを見せようとした映画だったのかもしれません。
ホラーを見ようよ!と周りに宣伝しなきゃ・・・