夏帆「わたし合唱やめる!」間「なぜじゃ~どうしてじゃ~なぜじゃ~どうしてじゃ~(繰り返し)」
2001年はシンクロ、2004年はジャズ、2006年はフラダンス、そして2008年は合唱?たしかに今年は合唱をテーマとした映画が多くなってるのかもしれないけど、男子高生のシンクロ、女子高生のジャズなどと比べてみても意外性がないという点で全く違う。「女子高生が合唱やるんだってさ」「へ~、そりゃ面白そうだ」という会話が成立しないのだ。さすがに不良番長グループが合唱するというテーマにすれば面白いんだろうけど・・・それはともかく、地味なイメージが持たれているスポーツや音楽を陽のあたる場所にまで高められるのだから、映画の力は素晴らしいと思う。
基本的には青春モノというべきか、主人公荻野かすみ(夏帆)はナルシシスト、自惚れ屋、目立ちたがり屋、自意識過剰といった性格で、夏休み中に開催される合唱全国大会北海道地区予選を目指している高校生。それが好きな男子に「シャケの産卵みたい」と言われ、口を大きく開けて歌う自分の姿に自信喪失。その彼女がヤンキー合唱団のソウルフルな歌を聴いてから立ち直るという展開。仲間と一緒に歌うことがテーマだと想像していたけど、かなり個人的な内容でした。
普通に考えたら、仲間である楓(亜希子)やミズキ(徳永えり)の友情物語があってもいいと思ったけど、ゴリが目立ってしまったせいなのか・・・彼が崇拝していた女神の存在さえ薄っぺらなものになっていたように感じられます。笑える部分も少ないし、テンポも悪いし、などと指摘すると駄作じゃないかと思われるかもしれませんが、歌が心に響いてくるものだから、感動さえしてしまう・・・特にゴリたちの合唱!尾崎豊の曲しか歌わないなんて、予選通過は無理だろうとは思いますが、ミュージカルのワンシーンのような迫力には圧倒されてしまいました。ゴスペラーズの歌う「青い鳥」も良かった♪
北海道が舞台となっているはずなのに、エンドロールを眺めていても、千葉やら埼玉の文字しか見つからない。もしや『フラガール』で夕張に引っ越した徳永えりのために北海道の高校にしてしまったのか?などと、ピアノが上手そうな彼女に見入ってしまいました・・・
★★★・・
おじいちゃんの寛平ちゃん。泣いてる夏帆へのリアクションに「なぜじゃ~」か、抱きついてアヘアヘするか、杖を振り回すか、とにかく吉本新喜劇のギャグを一発かましてほしかった・・・
2001年はシンクロ、2004年はジャズ、2006年はフラダンス、そして2008年は合唱?たしかに今年は合唱をテーマとした映画が多くなってるのかもしれないけど、男子高生のシンクロ、女子高生のジャズなどと比べてみても意外性がないという点で全く違う。「女子高生が合唱やるんだってさ」「へ~、そりゃ面白そうだ」という会話が成立しないのだ。さすがに不良番長グループが合唱するというテーマにすれば面白いんだろうけど・・・それはともかく、地味なイメージが持たれているスポーツや音楽を陽のあたる場所にまで高められるのだから、映画の力は素晴らしいと思う。
基本的には青春モノというべきか、主人公荻野かすみ(夏帆)はナルシシスト、自惚れ屋、目立ちたがり屋、自意識過剰といった性格で、夏休み中に開催される合唱全国大会北海道地区予選を目指している高校生。それが好きな男子に「シャケの産卵みたい」と言われ、口を大きく開けて歌う自分の姿に自信喪失。その彼女がヤンキー合唱団のソウルフルな歌を聴いてから立ち直るという展開。仲間と一緒に歌うことがテーマだと想像していたけど、かなり個人的な内容でした。
普通に考えたら、仲間である楓(亜希子)やミズキ(徳永えり)の友情物語があってもいいと思ったけど、ゴリが目立ってしまったせいなのか・・・彼が崇拝していた女神の存在さえ薄っぺらなものになっていたように感じられます。笑える部分も少ないし、テンポも悪いし、などと指摘すると駄作じゃないかと思われるかもしれませんが、歌が心に響いてくるものだから、感動さえしてしまう・・・特にゴリたちの合唱!尾崎豊の曲しか歌わないなんて、予選通過は無理だろうとは思いますが、ミュージカルのワンシーンのような迫力には圧倒されてしまいました。ゴスペラーズの歌う「青い鳥」も良かった♪
北海道が舞台となっているはずなのに、エンドロールを眺めていても、千葉やら埼玉の文字しか見つからない。もしや『フラガール』で夕張に引っ越した徳永えりのために北海道の高校にしてしまったのか?などと、ピアノが上手そうな彼女に見入ってしまいました・・・
★★★・・
おじいちゃんの寛平ちゃん。泣いてる夏帆へのリアクションに「なぜじゃ~」か、抱きついてアヘアヘするか、杖を振り回すか、とにかく吉本新喜劇のギャグを一発かましてほしかった・・・
って、引っ張りどころは難しい作品ですよね(笑)
私はやっぱ夏帆ちゃんと、青春作品ってとこに
惹かれての鑑賞でしたが、思いのほか
ゴリにやられちゃいました!
「15の夜」も良かった・・♪
歌はやっぱいいですよねぇ。泣いてきました(笑)
音楽記事も手がけている私にはとても素晴らしい作品に出会いました。
この作品に関しては下手ないい加減さがないので、下手に上手くなく、下手にコメディでもないからこそ魂が伝わってきた作品でした。
夏帆は私自身はドラマ女王の教室以来となりましたが、当時から比べるとこんな素晴らしい演技をする女優になるとは思いませんでした。
これなら同じ事務所の沢尻が休業しても夏帆で元以上が取れるでしょう。
やはり表現って格好じゃない!素なんだと思いました。
そういえばフラガールの田舎娘って徳永えりでしたね。あまり印象に残っていなかった・・・
この中で印象的だったのは亜希子ですね。あの美少女ぶりは今後楽しみです。
岩田さゆりは一応歌手(デビュー4年)もしております・・・ライブや今までの役とはかなり印象違う役でしたけれどね。
尾崎豊の曲がセレクトされていましたけれど、今の世代ってもう知らないんですよね・・・それだけ時代を感じます。
合唱シーンもよかったけど、ゴスペラーズのオリジナルのほうが心にしみた!
歌は全体的に良かったですよ~♪
>くろねこ様
常連優勝校なんて、まるで明訓高校みたいですよね。あのマンガはあれで、ドカベン以外にもスポットを当ててたから良かったのかも(笑)
俺的にはゴリたちのヤンキー合唱団を主役にした方が面白かったんじゃないかと思ったのです。やっぱり彼らのパフォーマンスは良かったですよね~
>PGM21様
丁寧に作り込んであると感じられましたよね。俺なんて、ひねくれ者だからなのか、もっとくだけた笑えるシーンが欲しかったんです。笑えたのが「浜崎あゆみ」くらいだったような・・・
夏帆は『天然コケッコー』が良かったな~まぁ映画の中のキャラだからしょうがないけど、純朴な田舎娘のほうが似合ってるような。
徳永えりって、『フラガール』では途中からいなくなっちゃったもんだから、ずっと気になっていたんです(笑)亜希子や岩田さゆりも印象に残りますよね。
尾崎豊は俺なんて逆に知らない世代。亡くなってから知ったかも・・・あぁ・・・
ゴリが高校生?って思ったら、なんと中学生までやって、どうよ?ってかんじでしたが、不思議にしっくりきちゃうから不思議ですよね。
薬師丸ひろ子のエピソードをもっとやって欲しかったです。
まさしくゴリのための映画!だったら、もっと面白くなりそうだったけどな~(笑)老け顔の高校生なんて、まぁ、それも狙いだったのかもしれませんね。
薬師丸ひろ子のエピソード・・・そうそう。俺もあのシーンがあっけなく過ぎてしまったので、なんだったんだろうと不思議に思っちゃった。
ですよね・・・冒頭の海岸で歌うシーンなんて、吹替えなんじゃないかと思ったくらいでしたぁ・・・
ゴリさん達の歌も、ピアノ伴奏もよかったし、ラストのモンパチの『あなたに』も大好きな曲です。
ゴリが合唱にめざめたきっかけとなる、女神の『オーマイリトルガール』は、別の歌手がいくらでもいるでしょうに・・寛平さんも・・キャスティングに疑問を感じました。
個人的には『シェリー』が一番好きな曲なので、歌って欲しかったです。
夏帆さんは『天然コケッコー』の女優さんだったのですね。
ノーチェックでした。
ポワンとしたネジがズレた感じのキャラでいくのかな?
シリアスな演技が観てみたいと思いました。
夏帆ちゃん。ポワンとネジがずれた・・・て、上野樹里みたいな。
昔は天然系の女の子なんて脇役キャラだったのに、最近は主役キャラのほうが面白くなるんですね。これも時代なのかしらん・・・
俺の評価が皆より低いのは尾崎世代じゃないから??
うむ・・・やはりそうなのでしょう・・・