甲子園応援記

久しぶりの甲子園。
最後に来たのは1992年8月16日。
星稜×明徳の試合を観て以来です。

あれは5打席連続敬遠という物議を醸し出した有名な試合。
周りから帰れコールが鳴り響く中、悲しくて泣いてしまった記憶が残っています。
さて、その因縁の甲子園。
いそいそと一人で列車に乗って出かけました。

着きました。
着いたはいいけど、
どこの席で観ようかなぁ～などと迷っていると、
友人に声をかけられました。
「よ！」
普段、地元で街にでかけても友人にバッタリ会うことなんてないのに、偶然すぎます！なんで故郷を遠く離れた異国の地で偶然が起こるのでしょう！といっても、母校の応援なんだから、それほど偶然じゃないのか・・・

座ったのは友人に誘われ1塁側自由席。
アルプス席でも楽しいんじゃないかと思ったのですが、もう一人出会った友人が野球通なので、彼のオススメであるこの席に座ったのです。彼が一緒に居ればテレビやラジオの野球解説がバカらしくなるほど理論的にもしっかりしたもの。野球観戦にはぜひ一緒に行ってもらいたい友人です・・・
さて、母校は金沢桜丘高校。

応援団のコスチュームもピンク色に染まってます。
桜の花を思い起すほどピンク、ピンク、ピンク。
まるでお花見気分です。
ここで母校の名前を思い出しました。
「そっか、桜か・・・」

試合直前。
選手達は円陣（猿人ではありません）を組んで気合を入れます。
しかし、kossyたちはすっかりお花見気分♪
ビールだって、試合前に2杯ほど飲んじゃいました。
「シートノックを見れば、実力がわかる」
などと、野球通の友人は語ります。
真っ赤な顔をして・・・

ビールを飲んでるとお腹が空いてきました。

おにぎりです！
それも見たこともないおにぎり！
さすが甲子園球場です。
そうこうしているうちに、試合が始まります。

「お願いしま～す！」
という声は聞こえなかったのですが、
雰囲気はビシビシ伝わってきました。
「頑張れ～！」
と、隣にいた元気なおじさんが叫びます。

とにかく試合は始まり、
観客席では応援してるのか宴会してるのかわからなくなってくるほど緊迫してきました。
ということで、
またまた応援団のピンクを楽しみます。

また、ビールを飲みたくなってきました！

続く・・・
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