Change! Yes、we can!
もしかするとオバマ名言集はこの映画から生まれたものだったのか・・・それともチェンジを連発する大統領を予言した映画だったのか。どちらにしても、大統領が姿を見せないという配慮のある映画であり、自動車産業を中心とした経済パニックまで予言していた映画なのかもしれません。
オリジナル版はロバート・ワイズ監督の白黒作品。不気味な球体が飛んでくるのではなく、ごく普通のUFOが着陸するのです。予告編を見たときから、FFXの“シン”のような造形に思えていましたが、円盤型じゃないだけでも人間の想像力が進化しているのかもしれません。
キアヌ・リーヴスが演ずる宇宙人クラトゥ。序盤では1928年のインドの山奥というシーンがあるのに、これがよくわからない・・・80年経っても若いままという意味なのか、実は中国人の爺ちゃんの若い頃なのか(つまり宇宙人は皆キアヌ顔)。その他にも、尻切れのまま次のシーンへと変わったりして、心配にもなってくる・・・そんなダメリメイクなのかと思っていたら、“クラトゥ、ベラタ、ニクトゥ”というロボットの言葉にビックリしてしまった。それって『キャプテン・スーパーマーケット』の呪文では?!と目が覚めてしまったのです。
エイリアンと遭遇したら即攻撃という排他的アメリカを風刺している最初のテーマ。そして、宇宙人の言う“地球を救う”という言葉の意味に愕然とする内容。詳細には述べてないところも、絶えない戦争と環境破壊、それを掘り下げて愚かな人間といったメッセージを考えさせられるのですが、後半はそれがあっさりと展開してしまう。せっかく爺ちゃんを登場させたんだから、アジア的人情ドラマを見せてもらいたかった・・・無理か。
改めてオリジナルとをチェック。さすがに映像表現では現代の作品にかなうはずもないけど、テーマは「核兵器を廃絶せよ」と、もっと直接的で平和的なのです。そんな悪い方向へのリメイクが多いけど、古臭いロボットの造形だけはオリジナルを尊重してあるところが素敵だ。
★★★・・
もしかするとオバマ名言集はこの映画から生まれたものだったのか・・・それともチェンジを連発する大統領を予言した映画だったのか。どちらにしても、大統領が姿を見せないという配慮のある映画であり、自動車産業を中心とした経済パニックまで予言していた映画なのかもしれません。
オリジナル版はロバート・ワイズ監督の白黒作品。不気味な球体が飛んでくるのではなく、ごく普通のUFOが着陸するのです。予告編を見たときから、FFXの“シン”のような造形に思えていましたが、円盤型じゃないだけでも人間の想像力が進化しているのかもしれません。
キアヌ・リーヴスが演ずる宇宙人クラトゥ。序盤では1928年のインドの山奥というシーンがあるのに、これがよくわからない・・・80年経っても若いままという意味なのか、実は中国人の爺ちゃんの若い頃なのか(つまり宇宙人は皆キアヌ顔)。その他にも、尻切れのまま次のシーンへと変わったりして、心配にもなってくる・・・そんなダメリメイクなのかと思っていたら、“クラトゥ、ベラタ、ニクトゥ”というロボットの言葉にビックリしてしまった。それって『キャプテン・スーパーマーケット』の呪文では?!と目が覚めてしまったのです。
エイリアンと遭遇したら即攻撃という排他的アメリカを風刺している最初のテーマ。そして、宇宙人の言う“地球を救う”という言葉の意味に愕然とする内容。詳細には述べてないところも、絶えない戦争と環境破壊、それを掘り下げて愚かな人間といったメッセージを考えさせられるのですが、後半はそれがあっさりと展開してしまう。せっかく爺ちゃんを登場させたんだから、アジア的人情ドラマを見せてもらいたかった・・・無理か。
改めてオリジナルとをチェック。さすがに映像表現では現代の作品にかなうはずもないけど、テーマは「核兵器を廃絶せよ」と、もっと直接的で平和的なのです。そんな悪い方向へのリメイクが多いけど、古臭いロボットの造形だけはオリジナルを尊重してあるところが素敵だ。
★★★・・
ナイス!ハンサムスーツ
いや~、実は気ぐるみだったなんて面白い発想が的を射ているような・・・てか、DNAがどうこう言ってたのは無視なんですよね(笑)
あっけないエンディングというか、攻撃を止めるという理由がしょぼすぎましたよね~じゃ、中国語の老人の存在理由は?と、いくらでもつっこめるし・・・
停電なんてのはそれだけでドラマが起こりそうなんですけど、病院とかやばいところはしなかったんですよね?(曖昧)人間がどんなことでパニックに陥るかなんてことも研究しつくしてたろうに・・・
自分のレビューがちゃんと送信できてるか
確認するためにも
映画のタイトルの前になんかヒトコト添えて
レビュータイトルをつけるんですが、
よりによって
「マルタのやさしい刺繍」にオバマさんのことばを
はめてしもたんで、
ハンサムスーツをお借りしました。(爆)
あれだけの脅威を特撮で表現しておきながら
安易な終わり方というか、あっけない結末で
ある意味お約束なオチだったことが
物足りなかったです。
キャンドルナイトのイベントに参加した去年、
キレイだと思うけど非日常の美しさに
うっとりしてるだけなんですよね。
2時間程度のことだから不便を感じるころには
終わってる。
あの「静止した世界」が動きだすのは大変だけど
さて、「何時間」なら電気なしですごせるんだろう。
こっから永遠ならコレはけっこう痛い。
そもそもケータイを塵にしてしまうだけでも
かなりのパニック映画になりそうなんだけどね。(笑)
仰る通り・・・アメリカ人だけでなく全地球人に何の問題意識を与えていませんよね(笑)
オリジナルでは最後にクラトゥが演説して感動的なんですけど、このリメイクではさっぱりでした~
このままでは益々軍備増強しちゃいそう・・・
>dai様
オバマの演説は意識して取り入れてるんだと思いましたよ。さすがに大統領選挙前に公開しなかったことは評価できると思います(笑)
>ryoku様
指導者たちといっても、各国の指導者に話さなければならないので、集めるのが大変・・・まぁ、主人公たちがこれから啓蒙の意味で遊説しなければならないってことですよね。
ワイズ版ではクラトゥが殺されるんです。
で、ロボットに暗号「クラトゥ、ベラダ、ニクトゥ」を言わせてクラトゥを生き返らせる。そして最後の演説が感動的!大袈裟ですが・・・
>かめ様
そうですよね。どう考えてもDNA採取・・・ただ、それが地球人の格好をしていることの説明でしかないので、つまんなかったです・・・
楽しめましたか~
キアヌはやっぱりカッコいいですよね。
47RONINも気になる~
>ともや様
ついつい廉価版DVDを2度見ちゃいました(笑)
ストーリー的にはオリジナルの方が面白いです。今回のリメイクは無理やり現代的テーマに変えてしまった感じがしたし、終盤がぐだぐだでしたもんねぇ。
攻撃したら地球人は皆殺しかもしれないんだし、まぁ、心が広いおかげで助かったという良い宇宙人だったということで・・・
>にゃむばなな様
多分、キアヌ顔にするためにDNAを採取したんでしょうけど、ストーリー全体にはそんなに影響を与えないんですよね。ああいうプロローグは伏線として生かしてもらいたいものですよね~
>たいむ様
『スカイキャプテン』なんかもそうだったけど、古い造形の方が愛着がわくというかなんというか・・・『ウォーリー』のイヴもいいんだけど、やっぱり新しさを感じてしまいますぅ~
>シネ吉様
もしかしたら『ハンサムスーツ』を意識してたのでしょうか(笑)
俺も気になっていたのでチェックしてたのですが、携帯を使っていたし、メインは現代。どこから1928年が出てきたのかも謎ですよね・・・もしかしたら、あの爺さんの年齢に合わせたのかなぁ。たしか爺さんもチベットにいたような気もするし・・・
>せるふぉん様
いいですよね~古いけどピカピカのロボット。オリジナルでは乗り物も古臭い円盤型UFOだったんですけど、さすがにこれは馬鹿にされちゃうのかも・・・
>inuneko様
最近のハリウッド映画は町を破壊するような映像は嫌われちゃいますからねぇ。
オリジナル作品のテーマである反核・反戦はばっさり削除されちゃって・・・なんだかテーマもつまらなかったですよね。
僕もオバマを意識して、ブッシュを批判してる作品と思いました。
あと、1928年のシーンは、あの時キアヌのDNAを採取したので、彼とソックリの容姿で今回現われたのだと思いました。
今回主要な生物は回収したので、次回は滅ぼすつもりでやってくるかもしれませんね。
ところでロバート・ワイズ監督のものとラストは同じなのでしょうか?
個人的には原作小説のラストのほうが好みなんですけど。
まあただ・・・もうちょっと説得力がほしい映画でした。
結局あの宇宙人は人類全体には問題意識をもたせられていないんですよね。
あっさりああやって帰ってしまっても、元の木阿弥のような気が・・・。
あれで役割を果たせているのかしらん?
冒頭から中盤辺りまではイイ感じだったんですけどね。。。
わたしはあの超古臭いロボットが結構気に入りました(笑)
>序盤では1928年のインドの山奥というシーン
そうか~てっきり事件の直前のことだと思ってました。キアヌの体を使っているのだとばっかり。
DNAだけ使って地球では”キアヌスーツ”として使いまわしているんでしょうかね。けどあの単身赴任のじいちゃんはあきらかに中国人だし…。
このじいちゃんといい、キアヌと議論するノーベル賞受賞した教授といい、いい爺さんを見る映画でした!
>古臭いロボットの造形だけはオリジナルを尊重
「ウォーリー」のイヴのように、ロボットも進化するとつるんとするのかと素直に受け入れてましたが、そっか、古いのか・・・(^^;
私は地球人のサンプル採取というふうに解釈しましたが、それでもムリのあるもの。
ほんと、あのシーンはいったい何だったのでしょうか?
オリジナルはかなり幼少の時に観てるんですが、もう記憶に残ってないので、観直しておこうと思いましたが、近所のレンタル屋さんにないんですね~。
それにしても一度は地球の運命をヘレンに託すも、それでも攻撃しようとするアメリカ合衆国大統領。
ラストでそんな不義理なことをされてるのに、宇宙人は懐が深いですよね~。
深すぎます(笑)。
キアヌ、ひさしぶりだあ~
仰る通り、この映画で新たに設定を追加したという箇所がいっぱい!
継母と息子の関係なんて、かなり辛辣だったけど、もっと感動できる話にしてくれたらな~って思ったのは贅沢なんでしょうね。
信じるかどうか・・・実際に目にしないことには・・・
>祐。様
廉価版DVDを買っておいたオリジナル版。さきほどチェックしました。
すると、1952年にやってきたクラトゥが許した地球人をもう一度試しにやってきた!という意味にもとれるんですよね。許してやったのに反省してな~い!みたいな(笑)
歴史は繰り返すというか、人間って懲りない動物なんですね、きっと。アメリカはまだ立ち直りやすいかもしれないけど、日本の政治家ときたら・・・
100年後にまた同じ事になっているのかもしれません。
既に、経済はメラミン入りのミルクの如く、住宅不良債権がばら撒かれている状態です。
誰かが助けてくれるのでしょうか。
なんか、ここは、この映画のオリジナルな気がします。
20世紀フォックスは、予言というか、こういう方向でみたいなミスリードをすることがあると、芸人ハローバイバイ関の「都市伝説本」に書いてました。
~信じるか信じないかはあなた次第~と言うてますけど。