ユンソナの父親役は石原慎太郎だった?
フランク・キャプラ監督の『或る夜の出来事』は恋愛映画・恋愛ドラマの基礎を作ったと言われる作品であり、最悪の印象となる男女の出会い、婚約者と別れる女性、そして男性の惹かれてゆく女性。その典型的パターンを踏襲し、大人の愛を静かに語る。しかも、14年ぶりに映画に復帰した田村正和が実際に吹けるようになるまでサックスを鍛え上げたほどの情熱のこもった作品だ。
田村正和はすでに還暦を過ぎている。ダンディという言葉も似合わなくなりつつある風貌だが、経験豊かな人生が一つ一つの皺にまで沁み込み、奥ゆかしさを感じられるまでになっていた。相変わらずボソボソとつぶやくように語るキザな台詞は、正直言って聞き取りにくい。わざとらしい台詞「俺の時間は過去だよ、君の時間は未来じゃないか」、「恋には命を賭ける、結婚には幸せを賭ける」なんてのは原作者であるYoshiがそのまま田村正和をイメージして考えたのに違いないとまで思えるほどなのです。
NYのジャズバー“バードランド”、日本では“コットンクラブ”。5年前にはすでに名を轟かせていたと思われるサックスプレーヤー阿川(田村)だっただけに、最終目標は元に戻っただけなので、ユンソナの言う夢とはちょっと違うような気もする。それでも、死ぬまで演奏を続けたいと決心するところは好きだ。映画ファンならば映画館で映画を観ながら死ぬのが幸せと考えるのと一緒・・・じゃないか・・・
伊藤美咲の演技は良くなってきていたけど、終盤には以前のダメっぷりが出てきた。子役の森迫永依に負けてます。それよりも田村正和とのツーショットで顔の小ささがとても印象に残りました。そして、田村正和はしゃべらせるよりも体で演技するところが素晴らしかった。特に品川駅のシーンとチャリティコンサート会場のシーン。全体のストーリーはよく出来ていましたけど、季節の不自然さやラストシーンがどこかで見たことあるように思えたり、ちょっとした渋い会話が酔っ払いの戯言のように思えたりする脚本は残念。上記の台詞はいつかどこかで使うために覚えておきたいんですけどね・・・
★★★・・
フランク・キャプラ監督の『或る夜の出来事』は恋愛映画・恋愛ドラマの基礎を作ったと言われる作品であり、最悪の印象となる男女の出会い、婚約者と別れる女性、そして男性の惹かれてゆく女性。その典型的パターンを踏襲し、大人の愛を静かに語る。しかも、14年ぶりに映画に復帰した田村正和が実際に吹けるようになるまでサックスを鍛え上げたほどの情熱のこもった作品だ。
田村正和はすでに還暦を過ぎている。ダンディという言葉も似合わなくなりつつある風貌だが、経験豊かな人生が一つ一つの皺にまで沁み込み、奥ゆかしさを感じられるまでになっていた。相変わらずボソボソとつぶやくように語るキザな台詞は、正直言って聞き取りにくい。わざとらしい台詞「俺の時間は過去だよ、君の時間は未来じゃないか」、「恋には命を賭ける、結婚には幸せを賭ける」なんてのは原作者であるYoshiがそのまま田村正和をイメージして考えたのに違いないとまで思えるほどなのです。
NYのジャズバー“バードランド”、日本では“コットンクラブ”。5年前にはすでに名を轟かせていたと思われるサックスプレーヤー阿川(田村)だっただけに、最終目標は元に戻っただけなので、ユンソナの言う夢とはちょっと違うような気もする。それでも、死ぬまで演奏を続けたいと決心するところは好きだ。映画ファンならば映画館で映画を観ながら死ぬのが幸せと考えるのと一緒・・・じゃないか・・・
伊藤美咲の演技は良くなってきていたけど、終盤には以前のダメっぷりが出てきた。子役の森迫永依に負けてます。それよりも田村正和とのツーショットで顔の小ささがとても印象に残りました。そして、田村正和はしゃべらせるよりも体で演技するところが素晴らしかった。特に品川駅のシーンとチャリティコンサート会場のシーン。全体のストーリーはよく出来ていましたけど、季節の不自然さやラストシーンがどこかで見たことあるように思えたり、ちょっとした渋い会話が酔っ払いの戯言のように思えたりする脚本は残念。上記の台詞はいつかどこかで使うために覚えておきたいんですけどね・・・
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イラン!! (*`◇´* )ノ ・゜゜・。
話がありえませんよね・・・
まぁこれは横浜・NYの観光ガイドを兼ねた田村正和のロードムービーということで(爆)