“阿鹿里(あしかり)村”が舞台となっていたけど、車は足刈ナンバーだった・・・
いつ父親を越えられるのかと、非常に興味のある深作健太作品。三池、北村テイストにも似てはいるものの、なぜか物足りなく感じてしまいます。携帯から聞こえる「足を切り落とされるぞ!」という台詞には『SAW』を意識したかのようなホラー作品ではありますが、見どころはもっと別のところにある映画でした。
山奥の阿鹿里村。露天風呂もある温泉地で、宿泊施設は数棟あるコテージ。女子大生水野しより(松下奈緒)は傷心旅行のつもりで、友人火請愛子(鈴木亜美)が調べた秘湯にやってきた。実は浮気をした恋人朝宮(池内博之)がしよりとヨリを戻すために愛子に頼んだ旅行だったのだ・・・。2人はそれぞれ違った恐怖を味わうことになるのです。
しよりは村人に足を切られる生贄の対象。そして愛子は自分が振った男の元カノから狙われるのですが、その対決シーンが一番の見せ場。元カノと名乗ったレイカ(小沢真珠)はハサミを自在に操り、執拗に愛子を追いかける。隠れる場所の少ない村であるためか、なぜだかトイレに縁のある愛子なのです。そしてハサミに対抗する必殺技は“まぜるな危険”攻撃であったり、チェーンソーであったりと、シチュエーションは過激ながらも大笑いさせてくれる。こうなったら恐怖を味わうホラーではなく、笑って盛り上がるためのB級映画なんだと鑑賞心構えを改めなければなりません。
こうしてハサミ女vsチェーンソー女で楽しんだ後には急におとなしくなって、失速感まで味わえるのです。その間、ヒロイン2人が水と火だから青と赤の光を使っているんだろうとか、XXの意味は二刀流ハサミ使いのレイカだったのか、などと色んなことを考える隙を与えてくれました。そして、序盤には圏外となっていた携帯もその後はずっと調子良かったとか、電話番号を良く覚えていたもんだとか、余計なことまで考えてしまうのです。
中盤の鈴木亜美対小沢真珠の章だけは大満足でしたが、終盤はかなりのドタバタホラー。「8時だよ全員集合」のドラマの終わり方みたいでした。
★★・・・
いつ父親を越えられるのかと、非常に興味のある深作健太作品。三池、北村テイストにも似てはいるものの、なぜか物足りなく感じてしまいます。携帯から聞こえる「足を切り落とされるぞ!」という台詞には『SAW』を意識したかのようなホラー作品ではありますが、見どころはもっと別のところにある映画でした。
山奥の阿鹿里村。露天風呂もある温泉地で、宿泊施設は数棟あるコテージ。女子大生水野しより(松下奈緒)は傷心旅行のつもりで、友人火請愛子(鈴木亜美)が調べた秘湯にやってきた。実は浮気をした恋人朝宮(池内博之)がしよりとヨリを戻すために愛子に頼んだ旅行だったのだ・・・。2人はそれぞれ違った恐怖を味わうことになるのです。
しよりは村人に足を切られる生贄の対象。そして愛子は自分が振った男の元カノから狙われるのですが、その対決シーンが一番の見せ場。元カノと名乗ったレイカ(小沢真珠)はハサミを自在に操り、執拗に愛子を追いかける。隠れる場所の少ない村であるためか、なぜだかトイレに縁のある愛子なのです。そしてハサミに対抗する必殺技は“まぜるな危険”攻撃であったり、チェーンソーであったりと、シチュエーションは過激ながらも大笑いさせてくれる。こうなったら恐怖を味わうホラーではなく、笑って盛り上がるためのB級映画なんだと鑑賞心構えを改めなければなりません。
こうしてハサミ女vsチェーンソー女で楽しんだ後には急におとなしくなって、失速感まで味わえるのです。その間、ヒロイン2人が水と火だから青と赤の光を使っているんだろうとか、XXの意味は二刀流ハサミ使いのレイカだったのか、などと色んなことを考える隙を与えてくれました。そして、序盤には圏外となっていた携帯もその後はずっと調子良かったとか、電話番号を良く覚えていたもんだとか、余計なことまで考えてしまうのです。
中盤の鈴木亜美対小沢真珠の章だけは大満足でしたが、終盤はかなりのドタバタホラー。「8時だよ全員集合」のドラマの終わり方みたいでした。
★★・・・
この作品って最初はホラーなのか?と思いましたけれど、最終的にはミステリーって感じでしたね。
ストーリーではしおりが何故誘われたというシーンしか描かれていませんでしたが、その他の描かれなかった部分を想像すると何故レイカがあの村にいたのか?という疑問を紐解くとあの2人には接点があったという結論に達したんですよね。
レイカはジェイソンみたいな執念深い不死身な女でしたけれど、それ以外の人物はまあ有得るかな?と思いました。
ホラーだと納得いかない結末が多いけれど、今回はミステリーだから納得して90分間観る事ができました。
実はずっと愛子の言葉が気になってしまったんです。「しよりは部屋へ戻ったよ」と携帯で連絡するところ。当然、ヨリを戻すことへの協力だと思いましたけど、さすがに最後までは想像できませんでしたよね~
そして、レイカ!
彼女の存在が物語の整合性を破壊させ、面白おかしくするために重要でした。一応、想像できる部分としては、左目に眼帯をしていたことで村とは関わりがあったと。
俺はホラーコメディとして受け止めてました!
なんだかおもしろくて。
突っ込みどころが満載で楽しめちゃいました。
舞台挨拶で監督が「僕はドリフが大好きなんです!」って言ってましたよ~^^
ほんの数秒の1カットでインパクト抜群な岩尾さんもスゴイ(笑)。
監督の意図したドリフ!感じられましたですよ~
愛子対レイカは完全なコメディでしたよね。この部分は大好きです。ずっとこの笑いのテンションを続けてもらいたかったのが正直な気持ち♪
>かのん様
怖そうなのは「押入れの白い携帯」だけでした。
実は、映画を観たとき、観客は俺一人。気兼ねせず思いっきり笑わせていただきました!だけど、笑いすぎたために、終盤に笑えなくなって・・・・
振り向いた瞬間、ここでまた化け物の登場か~~と期待してたのに・・・
2008年も4~5本撮影予定があるようです。
で、本作はイオン三川の会員特典で試写状を貰い鑑賞。
アイドルのアクションは「スケバン刑事」で味をしめたのでしょうか、
中盤のチェーンソーVS巨大ハサミが結構見せ場です。
「24」ジャックバウアーの声は中々ですが、ラストにあのオチは卑怯です。
それにしても本編を先に見ると、後から観たTV-CMとのギャップに驚きます。
(予告だけ観ると「ホラー」っぽく思えちゃう。。)
鶴岡からいらっしゃ~い。
いやはや、アクションの見せ場だけは心得ているんですよね。しっかりアクションファンの心はつかんでいると思います。
渋い声で攻めてきて、最後のオチ・・・あの吹き替え感は北村ゴジラで楽しみましたけど、ちょっと弱かったかなぁ~
俺もてっきり純正ホラーだと思ってましたけど、監督は今後もこの路線になるんでしょうかね。
物足りないですね。これなら映画より深夜40分ぐらいのドラマを12回とかで原作を大事にしたつくりで放送してくれたほうがよかったです。あの原作のボリュームでこの時間では物足りなくなるのは当たり前です。