日本は開国すべきですたい!
ちょっとわかりにくい部分もありましたが、“3Dライブアニメ”という画期的な映像はハリウッドの3Dアニメに引けを取らないものがありました。ロボットや、メカニックな部分は立体感のある映像によって充分楽しめるし、この冷たい感じのする部分と対照的に、人間らしさを強調するところは2D感をも盛り込んでいて、日本アニメの伝統を受け継いでいるような気もします。
21世紀に入り、邦画においては3Dアニメの分野で遅れているような感触もあったのですが、『イノセンス』や『アップルシード』、それに『銀色の髪のアギト』など試行錯誤を繰り返し、ここにきてハリウッドとは違った、独自の方向性を見出したような。
ストーリーもなかなか面白い。日本が鎖国するとはいえ、視点は米国特殊部隊SWORDからのもの。「何か危険な研究開発してるんじゃないか?」と不安になる米国の心理と、日米安保条約は将来どうなったのかは描かれてないけど、日米の絆も疎かにできないという心理が絶妙に映し出される。しかし、潜入してみてビックリ!10年間の鎖国時代に何が起こったのかという驚愕の事実が次々と明らかにされる・・・
バイオ技術やロボット産業。科学の進歩だけは著しい日本だったが、国民を支配するという愚かな支配者の思想は全く進歩していない。これによって「反日的だ」という批判も多いことでしょうけど、政府を皮肉ったものではなく、巨大な軍事産業を皮肉ったものだととらえるべき内容。さらに、戦後混乱期の闇市のような露店街は人間の暖かさを感じさせ、むやみに発展しすぎた科学を否定するものでした。
パーツごとに捉えてみると、様々なSFアニメ・SF映画の融合体のようにも思えます。だけど、ちょっとユニークなサイバーウィルスなんて凄い発想です。なんたって、人間の体がアンドロイド化していくんですもん。また、金属を吸収していく“ジャグ”なんてのは、『風の谷のナウシカ』の王蟲や『もののけ姫』のオットコヌシのような存在になるのでしょうか。こちらのは自然破壊に対する怒りじゃなくて、人間破壊に対する怒りのようなものかもしれませんね。
★★★★・
ちょっとわかりにくい部分もありましたが、“3Dライブアニメ”という画期的な映像はハリウッドの3Dアニメに引けを取らないものがありました。ロボットや、メカニックな部分は立体感のある映像によって充分楽しめるし、この冷たい感じのする部分と対照的に、人間らしさを強調するところは2D感をも盛り込んでいて、日本アニメの伝統を受け継いでいるような気もします。
21世紀に入り、邦画においては3Dアニメの分野で遅れているような感触もあったのですが、『イノセンス』や『アップルシード』、それに『銀色の髪のアギト』など試行錯誤を繰り返し、ここにきてハリウッドとは違った、独自の方向性を見出したような。
ストーリーもなかなか面白い。日本が鎖国するとはいえ、視点は米国特殊部隊SWORDからのもの。「何か危険な研究開発してるんじゃないか?」と不安になる米国の心理と、日米安保条約は将来どうなったのかは描かれてないけど、日米の絆も疎かにできないという心理が絶妙に映し出される。しかし、潜入してみてビックリ!10年間の鎖国時代に何が起こったのかという驚愕の事実が次々と明らかにされる・・・
バイオ技術やロボット産業。科学の進歩だけは著しい日本だったが、国民を支配するという愚かな支配者の思想は全く進歩していない。これによって「反日的だ」という批判も多いことでしょうけど、政府を皮肉ったものではなく、巨大な軍事産業を皮肉ったものだととらえるべき内容。さらに、戦後混乱期の闇市のような露店街は人間の暖かさを感じさせ、むやみに発展しすぎた科学を否定するものでした。
パーツごとに捉えてみると、様々なSFアニメ・SF映画の融合体のようにも思えます。だけど、ちょっとユニークなサイバーウィルスなんて凄い発想です。なんたって、人間の体がアンドロイド化していくんですもん。また、金属を吸収していく“ジャグ”なんてのは、『風の谷のナウシカ』の王蟲や『もののけ姫』のオットコヌシのような存在になるのでしょうか。こちらのは自然破壊に対する怒りじゃなくて、人間破壊に対する怒りのようなものかもしれませんね。
★★★★・
進化の先は退化だか滅亡だかそういうセリフがあったんですが
進みすぎた科学の果てに
永遠の命を得ようとして滅びてしまうのなら
なんかこれはフィクションに見えなくて
とってもとってもコワイなと思ってしまったのでした。
ハイテク鎖国にしても人体改造にしても
テーマは興味深かったんですが
・・・ボスがヘボい~~~。
あれが日本を牛耳ってたとは思えない。(笑)
んで、テレビゲームのムービー画面を
2時間ボーっとコントローラーさわらんと見てた
そんな感覚でした。
「トランスフォーマー」が撮れるなら
実写で見たい映画です~。
そうなんですか・・・エヴァに・・・
と、今度エヴァ新劇場版を観るために、TV版DVDを借りてきて猛勉強中(?)です。
多分、エヴァ以前の手塚ワールドでロボットやアンドロイドの行く末を案ずるものがありましたし、科学万能であってもいけないと警告のような・・・
たしかに大ボスはしょぼかったかもしれませんけど、政府じゃなくて企業になってるところが大胆だったと思います。所詮、政府は企業に踊らされてるだけなのかもしれませんもんね。
俺はなんだか好きです。4点もつけちゃったし・・・
やや、この映画、kossyさん星4つですか。
見逃しました。
DVDになったらチェックします。
俺の星4つが甘いのかもしれませんよ・・・(汗)
『アップルシード』のときもそうだったし。
権力者の不老不死願望・武器開発の為の科学の発達・科学への警鐘・人間讃歌。
カブッ・・流行りカナと思いました(汗)
しかし映像技術ってすごいですね。
『トランスフォーマー』『300』『ハリーポッター』『ロードオブザリング』でも思いましたが、(CGや画像処理とアニメをゴッチャにしてはいけなかったらすいません)俳優陣の演技力・セット・ロケ地の自然や天候・一瞬の美や煌めきと、映像技術が融合し、素晴らしい作品に出会える予感がしてワクワクします。
勿論、ストーリー重視で!
『エヴァ』は未見です。
全作いっきに観たいと思っている作品。
レビューを楽しみにしています。
映像もさることながら鎖国という設定や外交における心理描写が好きでした。
派手で立体感のある映像だけでは大人の心までつかむのは大変なことですもんね。
大人でも楽しめるファンタジーを今後も期待したいと思ってます。
『エヴァ』は感想こそ書いてませんけど、それなりに面白かったです。ただ、結末がいまだに謎・・・
劇場版もそろそろDVDが出るのかな・・・
皆様のTBにあった作品中エヴァを除き、『アキラ』『イノセンス』『アップルシード』『銀色の髪のアギト』『スチームボーイ』を観て、
やっと、鎖国が斬新な設定だと、わかりました。
どの作品も、ハマッタラ、一年は帰ってこれなくなりそうです。
が、今を描くリスクは犯さない。
その意味では、酷評だった『スチームボーイ』(近未来ではない)が斬新に感じました。
【誰がこんな世界に】にする前の今が肝心かと。