カーペンターズの曲が怖くて聴けなくなりそう・・・
LAでサーフィンなんかを楽しんでるオカルト作家のマイク・エンズリン(ジョン・キューザック)。ザ・バンドがかかってるなんてさすがLAだ。おまけに幽霊や怪奇現象は全く信じていない主人公のため、大槻教授がそばについててくれるようで心強い。そんな彼が取材のためドルフィンホテルへ向かうことになるのだが、愛娘を失った辛い経験もあるNYにあるホテルなのだ・・・
映像化が難しいと言われるスティーヴン・キングの原作。期待で胸膨らむのはB級映画が大好きなサミュエル・L・ジャクソンも出演しているからだ。早速ホテルを訪れたマイクは支配人であるサムエルとやりあう。1408号室は駄目!56人も変死しているし、1時間耐えられる人がいないからだと言うのだ。事前に知人の弁護士に訴えることができるなどと知恵をつけたものだから強気のマイク。なぜだか高価なコニャックをもらい、邪悪な1408号室へチェックイン。
壁には3枚の絵が飾られ、絨毯にはシミが・・・等々と、作家らしく冷静にテープレコーダーに録音するマイク。ちょっとやそっとでは驚かない彼だったが、ホテルの時計つきラジオからカーペンターズの「We've Only Just Begun」が大音量で鳴り出すのだ。おかげで怪我をして水で傷口を洗おうとしたら熱湯が噴き出す。そして、次々と奇妙な現象が起こり始め、時計は1時間のカウントダウンを刻み始める・・・パソコンもあるし、色んな機器を用意しているのに何故かデジカメを持ってないマイク。
窓から向かいのビルへ助けを求めるシーンが最高。え、え、え~ぎゃーってな感じで座席から飛び上がりそうになりました。そして、部屋から出られなくなった彼が壁伝いに隣の部屋へ行こうとしたら・・・あれ?
心に傷を持つ者にとっては陥りやすい心理攻撃。酒を飲んだのもいけなかっただろうし、備え付けのチョコレートも罠だったのか・・・ホテルの部屋全体にトリックを仕掛けたアトラクションのような雰囲気。
1408号室の恐怖は帆船の絵から水があふれ出たことでアドベンチャー映画に変貌を遂げたかとガッカリし(というか笑ってしまった)、夢オチかよ!とさらにガッカリさせられたが、これがその後に凄い展開。チェックアウトできない・・・こんなことならジグソウに「ゲームオーバー」と言ってもらいたいくらいです。
ともかくジョン・キューザックの一人芝居とも言うべきほどで、彼の演技力がなかったら駄作になってしまいそう。娘を抱きしめるシーンなんて泣けてきたぞ・・・
★★★・・
LAでサーフィンなんかを楽しんでるオカルト作家のマイク・エンズリン(ジョン・キューザック)。ザ・バンドがかかってるなんてさすがLAだ。おまけに幽霊や怪奇現象は全く信じていない主人公のため、大槻教授がそばについててくれるようで心強い。そんな彼が取材のためドルフィンホテルへ向かうことになるのだが、愛娘を失った辛い経験もあるNYにあるホテルなのだ・・・
映像化が難しいと言われるスティーヴン・キングの原作。期待で胸膨らむのはB級映画が大好きなサミュエル・L・ジャクソンも出演しているからだ。早速ホテルを訪れたマイクは支配人であるサムエルとやりあう。1408号室は駄目!56人も変死しているし、1時間耐えられる人がいないからだと言うのだ。事前に知人の弁護士に訴えることができるなどと知恵をつけたものだから強気のマイク。なぜだか高価なコニャックをもらい、邪悪な1408号室へチェックイン。
壁には3枚の絵が飾られ、絨毯にはシミが・・・等々と、作家らしく冷静にテープレコーダーに録音するマイク。ちょっとやそっとでは驚かない彼だったが、ホテルの時計つきラジオからカーペンターズの「We've Only Just Begun」が大音量で鳴り出すのだ。おかげで怪我をして水で傷口を洗おうとしたら熱湯が噴き出す。そして、次々と奇妙な現象が起こり始め、時計は1時間のカウントダウンを刻み始める・・・パソコンもあるし、色んな機器を用意しているのに何故かデジカメを持ってないマイク。
窓から向かいのビルへ助けを求めるシーンが最高。え、え、え~ぎゃーってな感じで座席から飛び上がりそうになりました。そして、部屋から出られなくなった彼が壁伝いに隣の部屋へ行こうとしたら・・・あれ?
心に傷を持つ者にとっては陥りやすい心理攻撃。酒を飲んだのもいけなかっただろうし、備え付けのチョコレートも罠だったのか・・・ホテルの部屋全体にトリックを仕掛けたアトラクションのような雰囲気。
1408号室の恐怖は帆船の絵から水があふれ出たことでアドベンチャー映画に変貌を遂げたかとガッカリし(というか笑ってしまった)、夢オチかよ!とさらにガッカリさせられたが、これがその後に凄い展開。チェックアウトできない・・・こんなことならジグソウに「ゲームオーバー」と言ってもらいたいくらいです。
ともかくジョン・キューザックの一人芝居とも言うべきほどで、彼の演技力がなかったら駄作になってしまいそう。娘を抱きしめるシーンなんて泣けてきたぞ・・・
★★★・・
SAWいつまで、続くの~~~~
昨日観て、肩こったわい~
>カーペンターズの曲が怖くて聴けなくなりそう・・・
向こうの作品ってこういうのよくありますよね。
明るい曲をバックに惨劇が行われる…って。
そういうギャップみたいな怖さも狙ってるんでしょうね。
>1408号室の恐怖は帆船の絵から水があふれ出たことでアドベンチャー映画に変貌を遂げたかとガッカリし(というか笑ってしまった)
ともやもこの辺から怖いという感覚が薄れていっちゃいましたね。
(実際にそんな目に合ったら怖いんだろうけど・笑)
部屋が凍り始めた頃には、『オチはどうする? どうするんだ?』そのことしか考えてませんでした(笑)。
「We've Only Just Begun」は始まりを予感させるということで使ったのでしょうかね? この場合は幸せではなく恐怖ですが。
一番邪悪なのはサムエル? とか思いました。
1時間もった人はいないとかなんでか知ってるし、自殺現場の掃除は10分くらいじゃ終わらないだろうから、相当手間かけて邪悪の部屋維持してる? とか思ったので。
壁の「燃やせ」みたいな文字もやつの仕業?
これ、観てから原作を読んだんだけど
映画の方が面白かったです(笑)
原作は短編なので短すぎでなんだかもの足りず、、、
子供のエピソードもないし、支配人ともホテルでたあとで話すし。
サミュエルは怪しかったですね~^^
でもジョンの一人芝居、見事でした★
怖かったですか?
ホラー映画というのは、キャラと同じような状況下におかれることがあるかどうかで、怖さが決まってきますよね。
ホテルに泊まることが多い人はかなり怖いかも~
>ともや様
怖い内容と美しいメロディ。
そういや『恐怖のメロディ』あたりから、内容と音楽のギャップ効果が出てきたのかなぁ・・・
鑑賞中はなぜだか「カーペンター兄に使用許可取ってあるんだろうか」とつまらないことばかり考えていました!
オチの二段階は面白かったけど、やっぱりおふざけが度を過ぎると怖くなくなっちゃうかなぁ・・・
>ryoku様
アトラクションのように感じた人は多かったようですね~映画館だからそうなんでしょうけど、自宅とかホテルのテレビで見るほうが怖い映画だったりして・・・
邪悪なのはサムエル!
そう思わせておいて、後半には全く登場させないというのも憎い演出効果ですよね。というか、1時間持たなかったのはサムエルの登場シーン!(笑)
謎を謎として残している点は好きだったりします。
>mig様
キングの映画は短編のほうが面白い。
映画クリエイターの創作部分が原作を上回っちゃうのか、キングの持ち味を倍増しちゃうのか、とにかく映画の方が良い出来になる。(という俺はまったく原作知らず・・・)
サムエルはインパクトありすぎ~
『あれ?』ってのが前半と中盤で。。。。
私って暇人かしら?