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シルク

2008-02-01 23:50:47 | 映画2008
 よくわかりません。

 いきなりネタバレしてすみません。手紙のどんでん返しに驚いてしまったのですが、日本で出会った少女(芦名星)はキーラ・ナイトレイだったのでしょうか?どうもそんな気がしてなりません。子供が出来ないことを嘆いていたキーラ。その切なる想いが思念波となって、フランスから遥か彼方の日本の女性に乗り移ったかのような・・・。キャスティングが絶妙と言っていいのかどうか、2人のバストまでそっくりだったのです。

 マイケル・ピットが松田優作だったら「おっぱい小っちゃいね」と一言で済ませてしまいそうですが、どことなくひ弱な青年ピットは日本の少女にキーラの姿を重ねてしまいました。しかし、これは深層心理。異国の白い肌の女性にエキゾチック・ジャパン!と、旅の疲れもあったのでしょうか、心奪われてしまったのです。

 混乱していた日本。まともな貿易は出来ないからブラックマーケットで蚕を買い付ける。場所は酒田から最上川を上って信州に入ったらしい(地理もよくわからない)。いや、その日本到着前にロシア経由で中国入りしたらしいのですが、この辺りをもう少し知りたくなりました。シルクロードっていつの時代から使われなくなったのか・・・とかも。幕末から養蚕業が盛んだったこと(主産地は福島県)や、パスツールによる微粒子病の解明など、かなり事実に即しているので、この交易路だけが気にかかる・・・闇市場じゃなくても買い付けることができたような気もするし。

 それにしてもキーラ・ナイトレイはやっぱり素敵だ。彼女には日本の温泉に入ってもらいたいものです。湯けむりの中からキーラのうさぎちゃんが効能説明するなんてのを・・・

★★★・・

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18 コメント

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闇市 (祐。)
2008-02-02 08:27:10
当時のシルクの主な生産国はフランスと清国。
フランスは、微粒子病で壊滅。蚕を求めてエジプトまで買い付けから始まりましたが、市場に流通しているのは微粒子病に感染した卵が多かったのを嫌って、日本の卵が欲しくて輸入を試みたんですよね。

清国は、英国とアヘン戦争真っ最中により、シルクロードを通るのは危険と判断してロシアに向かったのでは?
主要生産国がこの状況となりシルクの生産量が激減し値段が高騰。
幕府も、いまならシルクを高値で売買できると目論見、幕府直轄のご禁制の品にしたのだと思います。

日本文化は変ですが、時代考証はされているのではとおもいました。


混乱する日本は、ペルー来航で通商条約を結ぶ前後と思われます。篤姫の時代。

篤姫をみながら、時々はシルクを思い出すことにしました。

キーラの温泉うさぎですか?
ウサギちゃんといえば、月岡温泉のマスコットはウサギちゃんですよ。
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やはり日本史苦手な俺 (kossy)
2008-02-02 09:09:58
>祐。さま
時代考証というか、かなり史実に沿ったものなんでしょうね~だからこそ交易ルートを知りたくなってしまいました。
シルクは禁制の品だったのですか・・・そうなるとすべてが納得ですけど、当時にしては情報量が多かったようでしたね。

シルクロードについてはよくわかりません。まぁ、アヘン戦争にしろアロー戦争にしろ、ほとんどが海上の戦争だったと思うのでシルクロードも直接は関係なさそうな・・・
映画では日本が混乱して危険だと言ってたけど、むしろ中国のほうが危険だったはずですよね・・・

やっぱり歴史を勉強しなおさないと、映画も深く味わうことができないのかもしれないなぁ・・・反省です。
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シルクさん (AKIRA)
2008-02-02 11:00:54
関西のお笑いの方にシルクさんがいます。w

キーラ・ナイトレイは文芸ものが似合いますね。
「つぐない」も楽しみです。
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つぐない (kossy)
2008-02-02 13:23:02
>AKIRA様
なんだかすごく評判がいいですね~
「つぐない」観たい!

シルクって芸人がいるのですかぁ・・・相方がロードさんだったらいいのにな・・・
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右に同じで・・・ (turtoone)
2008-02-02 20:23:20
私もまったく分からない映画でした。

色々調べたのですが、やはりヨーロッパと日本で時代が合いません。レビューを書いた後も色々文献を調べたのですが、時代考証的に、こんな苦労をせずに蚕卵を手に入れる必要がまだヨーロッパにはありませんでした。アフリカへの買い付けをあわせるともっと時代がくるってきます。

まぁそれは創作だから良いとしても、キーラが生きていない作品でした。

どうも彼女は動的な作品は良いのですが、静の方はいまいちですね。

やはり「つぐない」に期待ですね。
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失礼しました (turtoone)
2008-02-02 22:34:36
kossyどの

さきほど、違う記事をTBしてしまいました。
すみませんがなり直しました。
ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いします。
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忘れられない・・・ (PGM21)
2008-02-02 23:32:28
何時もお世話になっております。

シルクロードを題材にしたと言えばそれまでですが、時代的には1860年前後の時代なので、井伊直弼暗殺事件の桜田門の変頃ですから開港はしたがまだまだ外国人が入国しづらい時代ですね。確かに当時の清はアヘン戦争での敗戦後イギリスなどの諸外国に押され殆ど戦時下でしたからロシアウラジオストク経由山形酒田を経て信濃を越えて飛騨高山?か美濃へ向かったと推測できます。
まあ最初は蚕の卵を買い付けに行った日本ですが、次第に少女に会うためという感じで向かったという感じでしたね。
やはり少女の体を忘れられなかったという事なんでしょうね。
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かいこかいこ (kossy)
2008-02-03 00:16:14
>turtoone様
時代考証にこだわることは本当はいけないんだろうけど、パスツールとか微粒子病など、歴史を調べてあるよ~という姿勢の内容であるため、ついついチェックしてしまいますよね。
実は主人公がどこの戦争に行っていたのかもわからなかったです・・・(汗)

たしかにキーラの『ドミノ』なんてのが一番似合ってるような気もするのですが、文芸作品も捨てがたい。両極端な役をこなすことができるってのも大女優の片鱗を見せてくれたかなぁ~今後も楽しみですね。

>PGM21様
なるほど・・・中国は大変な時代だったんですね。なんだか歴史を勉強したくなってきました。
ただ、映画の中では「中国である人と待ち合わせて」と言っていたと思うので、戦時下であっても経由したのでしょう・・・
少女の体・・・ちょっと謎だったのは、温泉を遠くから見たときに2人入っていたのが、近寄ってみると十兵衛だけだったというシーン。なんだか幻影だったのかな~と思ってしまいました。
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コメどうもでした (しん)
2008-02-03 21:11:42
ロシア周りのルートは行きはともかく帰りは卵が孵化しないように寒い地域を通る必要があったので、行きも帰りも一緒にしちゃおうというところだったのでしょう・・・
チベットやイランの高原なんかも充分寒いですけどね
なんかシルクロードって暑いところなイメージあるじゃないすか

マイケル・ピットが年とってからの思い出話なので、キーラと星ちゃんが一緒くたになったようなイメージとなっていたのでしょう
そうすると胸のサイズをあわせて撮影までしちゃうというのは、おっしゃる通り絶妙なキャスティングかつ必要な演出だったのです
あるいはキーラが十兵衛の妻役に関して「あたしより胸でかい娘使っちゃダメよ」とダダをこねたのかもしれません。
キーラがダダこねるというウルトラマンの怪獣話みたいになったところで失礼いたします。
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なるほど (kossy)
2008-02-04 07:15:10
>しん様
そっか、単純に寒い地域が必要だったのかぁ・・・海ルートが新しくなったのは22日という短さだから大丈夫なんですね、きっと。

キャスティングを考える際には胸の大きさも考慮しなければならないなんて、大変だろうけど楽しそうな作業ですね(汗)。
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