テレビのドラマ~♪、ヤクザのドラマ~♪と、嵐を呼ぶ男がやってきました。
日本アカデミー賞をほぼ独占した前作に比べると、さすがにVFXによる驚きはなかったけど、脚本にはますます磨きがかかったような気がします。予告編の段階では、幼い頃なぜか憧れていたしぼり器付きの洗濯機に心奪われてしまいましたけど、凄いと感じたのは冒頭のゴジラだけだったかも。最も凝っていたのは東京国際空港の旅客機や新幹線になる前の151系特急電車こだま号でしたが、細かな家庭用品にもよく集めたものだと感心させられます。
物語は茶川(吉岡秀隆)が芥川賞を取れるかどうか?がメインとなっていましたが、実際の昭和34年下半期の芥川賞は該当作品なしであり、この点でも上手く配慮がなされていました。とは言っても、冒険少年に書いているSFや冒頭のゴジラもどきの作品を書いていて、果たして純文学が書けるのかは疑問です。
一方、鈴木オートでは親戚の娘・美加を預かることになり、六(堀北真希)に恋する男・武雄(浅利陽介)が登場します。お父さん(堤慎一)は戦友の会に出席し、戦友だった牛島(福士誠治)のエピソードとともに、まだ戦後と言われた昭和の時代を感じさせてくれたし、また茶川も同じ頃東大の同窓会に出席するというバランスの良さもあり、全体のストーリーを引き締めてくれました。
24色の色鉛筆、ハンドクリームといったアイテムや、前作からの繋がりであるシュークリーム、指輪ケースといった関連アイテムにも満足です。タバコ屋には「皇太子妃ご懐妊」という文字も見られるし、出来上がったばかりの東京タワーのエピソードもいい。ほとんどの展開はベタだけど上手い脚本。茶川とヒロミの話にはしっかりと泣かされてしまいました。しかし、笑えるシーンが少なかったという点では前作を超えてないのかもしれません。
子供達の成長もわかりやすいほどだったけど、子犬のタロだって春から秋に向けてしっかり成長していたのがなかなかのこだわりだったと思う。ところで、3作目は作られるでしょうか?作られるのならば、次は「新・三丁目の夕日」、その次は「最後の三丁目の夕日」てのがいいな~
★★★★★
日本アカデミー賞をほぼ独占した前作に比べると、さすがにVFXによる驚きはなかったけど、脚本にはますます磨きがかかったような気がします。予告編の段階では、幼い頃なぜか憧れていたしぼり器付きの洗濯機に心奪われてしまいましたけど、凄いと感じたのは冒頭のゴジラだけだったかも。最も凝っていたのは東京国際空港の旅客機や新幹線になる前の151系特急電車こだま号でしたが、細かな家庭用品にもよく集めたものだと感心させられます。
物語は茶川(吉岡秀隆)が芥川賞を取れるかどうか?がメインとなっていましたが、実際の昭和34年下半期の芥川賞は該当作品なしであり、この点でも上手く配慮がなされていました。とは言っても、冒険少年に書いているSFや冒頭のゴジラもどきの作品を書いていて、果たして純文学が書けるのかは疑問です。
一方、鈴木オートでは親戚の娘・美加を預かることになり、六(堀北真希)に恋する男・武雄(浅利陽介)が登場します。お父さん(堤慎一)は戦友の会に出席し、戦友だった牛島(福士誠治)のエピソードとともに、まだ戦後と言われた昭和の時代を感じさせてくれたし、また茶川も同じ頃東大の同窓会に出席するというバランスの良さもあり、全体のストーリーを引き締めてくれました。
24色の色鉛筆、ハンドクリームといったアイテムや、前作からの繋がりであるシュークリーム、指輪ケースといった関連アイテムにも満足です。タバコ屋には「皇太子妃ご懐妊」という文字も見られるし、出来上がったばかりの東京タワーのエピソードもいい。ほとんどの展開はベタだけど上手い脚本。茶川とヒロミの話にはしっかりと泣かされてしまいました。しかし、笑えるシーンが少なかったという点では前作を超えてないのかもしれません。
子供達の成長もわかりやすいほどだったけど、子犬のタロだって春から秋に向けてしっかり成長していたのがなかなかのこだわりだったと思う。ところで、3作目は作られるでしょうか?作られるのならば、次は「新・三丁目の夕日」、その次は「最後の三丁目の夕日」てのがいいな~
★★★★★
内容的にはほぼ満足で満点の評価なのですが
私も前作ほどの驚き感というのはなかったですね。
おそらく、この作品が最後になるような気がしています。
もしも続々編を作るのであれば、思い切って昭和45年の万博あたりがいいかなと思っています。
続編を制作するってのは大変なことなんでしょうね。
前作では今までになかったVFXドラマでしたから、強烈に人々の心に残りましたけど、慣れてしまうと普通のドラマとして観てしまう。
続々編はどうなるのかなぁ~
今作の評価次第なんだろうけど、大人になった彼らのほうが楽しめるのかもしれませんね・・・
「三丁目の夕日の息子」
「ALWAYS対三丁目の夕日」
「鈴木オート対メカ茶川」
とマカロニ以外の方向での続編を模索してみました。
ちなみに、その尻尾を見るまでは、冒頭で暴れてるのは絶対に巨大化した鈴木オートだと信じてました。
そして、戦う相手はもちろん、松本人志扮する大日本人だと思ってたというのはウソですが、だからといってそのまんまアレを出すというのは、ベタなことを照れずにやることがテーマの映画とはいえ、いくらなんでもちょっとベタ過ぎやしないかいと思うのでした。
てなわけで、TBありがとうございました。
親と話してて『シュークリームがねぇ~』と言ったら
『また腐ってた!?』と即答で笑いました。
またTBさせていただきます
お、東宝ゴジラで攻めてきましたね!
「三丁目の夕日 地球最大の決戦」なんての素敵かもしれませんね。
さすがにゴジラのシーンで大堤慎一が登場したら、席を立つ人もいるかもしれません。
>may様
猫とか犬とか、今風じゃないところがにくい!
シュークリームのシーンでは観客も「もしかしてシュークリームじゃない?」などと喋る人もいて、あぁ、俺も今言おうと思ってたのに~~などと、一人さびしい思いをしてしまいました。
続編はどうなんでしょ?
一応コレで終わる予定ですけど、六ちゃんがシュークリームを食べるシーンがないので、続くかも(笑)
前作を当然見てるものとして作られた作品な気がしました。
アイスクリームを売ってるピエール瀧にしても
シュークリームに目をキラキラさせてるロクちゃんにしても、
アクマせんせの焼き鳥踊りにしても
前作のエピソードにニヤリとする要素がいっぱい。
実は一番泣いたのはバンプオブチキンの
「花の名」の歌詞。(コラ)
自他共に認めちゃうようなちっぽけな自分でも
ぱっと見はどこにでもいるありふれた存在でも
誰もが誰かの特別な存在であると。
そう思えたらなんか胸はって生きていける。
何気ない日常のエピソードの積み重ねで
オチが見えてるのに泣いてしまうのは
そこに住んでるひとたちが
誰が欠けても成り立たない暖かい世界を
スクリーンに展開してくれてたこと・・なのかなと。
続編も、じんわりと良い映画でした~~
>子犬のタロだって春から秋に向けてしっかり成長
>していたのがなかなかのこだわりだったと
そうそう!!!
TBさせて頂きました
あのままあの映画観たかったような気も
します(笑)嬉しかったです!
やはり、昭和の風景が2度目と言うことで、1を
観た時よりインパクトがなかったのかもしれませんので、1を越えることはなかったですが、続編としては
十分満足で、いい作品だったと思います^^
何よりも三丁目のみんなに逢えたことが
嬉しかったです^^
そうそう、タロ成長していましたね(^_-)-☆
観終わってしばらくするとゴジラのイメージを忘れ去ってしまいそうです。あとから考えると要らない気もするけど、あれはあれでツカミはOKってところなのでしょうね。
続編は、ファンの要望があればってことなんでしょうけど、一応ラブストーリーもいい結末だったし・・・どうなんだろ。
>Ageha様
まさしく前作を楽しんだ人向け!
細かなエピソードは思わず嬉しくなってしまいました。
観終わったとき、シュークリームを食べたくなりませんでしたか?美味しそうでしたよね。
ほんとに何気ない日常の世界。
かつての邦画全盛期のホームドラマそのものですよね。今の世で忘れてしまってる大切な何かを思い出させてくれるような、そんな世界を再現してくれたように思います。
>スナッチャー様
犬が大きくなってたのでビックリしてしまったんですけど、時間の経過があるのを忘れてしまってました(汗)
続編は駄作になることが多いだけに心配してましたけど、しっかりと作ってあったのがよかったですね~
>ひろちゃん様
ゴジラの映画を観に行ったのなら、驚きもしなかったんでしょうけどね・・・何も知らなかったものだからびっくりです(笑)
さすがに前作を超えてるとは思いませんでしたけど、考えるのも面倒だったので5点にしちゃいました~
ほとんど同じキャストだったし、その点でも安心して見ることができました!