サンマ、タイ、ヒラメ・・・ヤクザの名前は美味しそう。
通訳ネタが炸裂するアクション・コメディだった。相手がヤクザだとは知らずに通訳として呼ばれたヨニ(ヒョン・ヨン)のデタラメさが面白いのです。しかも、このネタが最後まで活かされているところもグッジョブ。もちろん、主役ではありません。主役はあくまでもスー・チー。スーチーといってもミャンマーの人じゃありませんし、麻雀のスジでもありません(失礼)。今までもスー・チーの出ている映画を見てきたはずなのに、ここまでホレボレさせられたのは初めてのこと。カッコイイです。
そういや韓国映画だった・・・と、あらためて気づくほど香港B級アクションの香りがするのですが、コメディパートは韓国に、アクションパートは香港に分けられていた感があります。香港のマフィアの抗争から娘アリョン(スー・チー)を守るために、韓国のヤクザに預かってもらうことになり、彼女の正体を知らぬまま世話をすることになったオバカなヤクザ3人組。強い彼女のおかげで自分の地位も上がったギチョル(イ・ボムス)だったが、やがて香港からの暗殺者もやってきて、自分が狙われてると勘違いするギチョルだったのです・・・
「カンフー、剣術などの武術を昔習ったことがある」と謙遜するアリョン。しかし、ピーナッツ投げも凄いし、スナイパーを発見するのも得意、なにしろヤクザが何人いようとも平気でなぎ倒してしまう恐ろしさ。まさしくスーパーお嬢様。あまりにも強すぎるため、男は誰も近づかなかったのでしょう。激しいカーチェイスでは感じてしまうし、言葉が通じない勘違い男ギチョルのプロポーズ(といっても、親も勘違いして嫁さんにしたかっただけのような)にちょっとだけ心を動かされるのです。どうするんだ、ギチョル?言葉は通じないし、強すぎるし・・・でも満足させてくれるのか・・・
ストーリーは上手くまとめてあるし、かなり笑わせてもらったし、ヤクザ映画であることも忘れて高評価になってしまいました。だけど、復讐の連鎖を考えてみると、これは一時の平安か。香港ヤクザと韓国ヤクザのタイプは随分違うようだし、浮気をしたら殺されそうだし、今後苦労することは間違いなし。
★★★★・
韓流シネマ・フェスティバル2007 ルネサンス
通訳ネタが炸裂するアクション・コメディだった。相手がヤクザだとは知らずに通訳として呼ばれたヨニ(ヒョン・ヨン)のデタラメさが面白いのです。しかも、このネタが最後まで活かされているところもグッジョブ。もちろん、主役ではありません。主役はあくまでもスー・チー。スーチーといってもミャンマーの人じゃありませんし、麻雀のスジでもありません(失礼)。今までもスー・チーの出ている映画を見てきたはずなのに、ここまでホレボレさせられたのは初めてのこと。カッコイイです。
そういや韓国映画だった・・・と、あらためて気づくほど香港B級アクションの香りがするのですが、コメディパートは韓国に、アクションパートは香港に分けられていた感があります。香港のマフィアの抗争から娘アリョン(スー・チー)を守るために、韓国のヤクザに預かってもらうことになり、彼女の正体を知らぬまま世話をすることになったオバカなヤクザ3人組。強い彼女のおかげで自分の地位も上がったギチョル(イ・ボムス)だったが、やがて香港からの暗殺者もやってきて、自分が狙われてると勘違いするギチョルだったのです・・・
「カンフー、剣術などの武術を昔習ったことがある」と謙遜するアリョン。しかし、ピーナッツ投げも凄いし、スナイパーを発見するのも得意、なにしろヤクザが何人いようとも平気でなぎ倒してしまう恐ろしさ。まさしくスーパーお嬢様。あまりにも強すぎるため、男は誰も近づかなかったのでしょう。激しいカーチェイスでは感じてしまうし、言葉が通じない勘違い男ギチョルのプロポーズ(といっても、親も勘違いして嫁さんにしたかっただけのような)にちょっとだけ心を動かされるのです。どうするんだ、ギチョル?言葉は通じないし、強すぎるし・・・でも満足させてくれるのか・・・
ストーリーは上手くまとめてあるし、かなり笑わせてもらったし、ヤクザ映画であることも忘れて高評価になってしまいました。だけど、復讐の連鎖を考えてみると、これは一時の平安か。香港ヤクザと韓国ヤクザのタイプは随分違うようだし、浮気をしたら殺されそうだし、今後苦労することは間違いなし。
★★★★・
韓流シネマ・フェスティバル2007 ルネサンス
最近は全国一斉公開の韓国映画が少なくなりましたね~
年に1回あるフェスティバル。
全部観たいのに、かなりのハイペースとなるのでなかなか観れません。しかも有閑マダム向けの時間帯だし・・・
スー・チーの魅力もそうだけど、韓流コメディ映画って当たりが結構ありますよね。
これってフェスティバルの一環で上映されて、一般では公開しなかったんですよね?
これのパンフレット欲しかったなぁ。
スー・チー大好きっ子としては、非常に満足できるコメディ・アクションでした~!
そうなんです・・・スルーの予定でした。
実はかのん様の★四つの評価が気になってしまい、急きょ観ることにしたんです~
昼間ということもあって、劇場には俺1人・・・久しぶりの経験です!おかげで大笑いしてしまいました。
それにしても韓国映画の人気も下火ですねぇ。2年前なんて立ち見が出るくらいの日もあったのに。
韓国と香港のテイストがいい感じで混ざり合っていたのが良かったのかもしれませんね。それぞれのキャラが個性的でしかもおバカさでとっても楽しめちゃいました。