二人でプチプチ・・・
人間の9割はアホだ!と言ったのは『ハロー・ドーリー!』に出てくるウォルター・マッソーだったのでしょうか。なぜかウォーリーが好きなミュージカル映画がジーン・ケリー監督『ハロー・ドーリー!』なのです。韻を踏んでることは確かですが、なぜこのミュージカルが・・・と、あたかも知っているかのように書いてますが、エンドクレジットを見るまで思い出せなかったです。
地球を見捨てていった人間たちによって、残されたゴミ処理ロボットのウォーリーが一人寂しく日々のお掃除。もう少し荒涼とした世界や、彼(?)の孤独描写が欲しいと感じたのはぜいたくなのでしょうか、早速ヒロイン“イヴ”の登場です。この彼女が綾瀬はるかもチョン・ジヒョンもユマ・サーマンも真っ青になるくらい怖い、強い、ピカピカの、兵器を装備したロボットなのだ。
環境汚染をテーマにしたかのような映画ではありましたが、SF好きの方ならば目新しいものとは思わないんじゃないでしょうか。そんなありふれたテーマよりも気になったのが、宇宙に植民地を求めて飛び立ったのは富裕層だけなんじゃないか!って所。20世紀に思い描いたのは誰もが行ける宇宙だったけど、「30億円で宇宙旅行」というトピックスが記憶に新しい現在。誰もが宇宙に逃げられるわけじゃないのです。映画に登場する人間は、不気味なくらいに皆太っていて、運動能力が低下していた。これもその富裕層の子孫だと思うと、皮肉とも受け止められる。言うだけで実行できないとか、頭は良さそうなのに“ピザは畑でとれる”ものだと思ってるところなんて、彼は麻○太○氏の子孫なのかもしれませんね・・・
さて、ウォーリーくんはR2-D2の雰囲気があるロボットなのですが、どうもETのイメージに押されてしまった。頭の形もそうだし、指にこだわってるし、植物がキーポイントになるし、終盤には死んじゃいそうになるし・・・スピルバーグの名前がチラつきながらも、オートが暴走(?)してしまったシーンで「ツァラトゥストラかく語りき」が流れ、『2001年宇宙の旅』へのオマージュが感じられるのだ。やっぱり、こっちか・・・
アニメーションの完成度の高さ。文句のつけようもないところですが、アメリカ発信の環境問題映画ってのはどうも信用できない。この映画の結末にしても、700年くらい待ってみれば何もしなくても緑豊かな地球に戻るさ!と言ってるだけのような気がする。
★★★★・
人間の9割はアホだ!と言ったのは『ハロー・ドーリー!』に出てくるウォルター・マッソーだったのでしょうか。なぜかウォーリーが好きなミュージカル映画がジーン・ケリー監督『ハロー・ドーリー!』なのです。韻を踏んでることは確かですが、なぜこのミュージカルが・・・と、あたかも知っているかのように書いてますが、エンドクレジットを見るまで思い出せなかったです。
地球を見捨てていった人間たちによって、残されたゴミ処理ロボットのウォーリーが一人寂しく日々のお掃除。もう少し荒涼とした世界や、彼(?)の孤独描写が欲しいと感じたのはぜいたくなのでしょうか、早速ヒロイン“イヴ”の登場です。この彼女が綾瀬はるかもチョン・ジヒョンもユマ・サーマンも真っ青になるくらい怖い、強い、ピカピカの、兵器を装備したロボットなのだ。
環境汚染をテーマにしたかのような映画ではありましたが、SF好きの方ならば目新しいものとは思わないんじゃないでしょうか。そんなありふれたテーマよりも気になったのが、宇宙に植民地を求めて飛び立ったのは富裕層だけなんじゃないか!って所。20世紀に思い描いたのは誰もが行ける宇宙だったけど、「30億円で宇宙旅行」というトピックスが記憶に新しい現在。誰もが宇宙に逃げられるわけじゃないのです。映画に登場する人間は、不気味なくらいに皆太っていて、運動能力が低下していた。これもその富裕層の子孫だと思うと、皮肉とも受け止められる。言うだけで実行できないとか、頭は良さそうなのに“ピザは畑でとれる”ものだと思ってるところなんて、彼は麻○太○氏の子孫なのかもしれませんね・・・
さて、ウォーリーくんはR2-D2の雰囲気があるロボットなのですが、どうもETのイメージに押されてしまった。頭の形もそうだし、指にこだわってるし、植物がキーポイントになるし、終盤には死んじゃいそうになるし・・・スピルバーグの名前がチラつきながらも、オートが暴走(?)してしまったシーンで「ツァラトゥストラかく語りき」が流れ、『2001年宇宙の旅』へのオマージュが感じられるのだ。やっぱり、こっちか・・・
アニメーションの完成度の高さ。文句のつけようもないところですが、アメリカ発信の環境問題映画ってのはどうも信用できない。この映画の結末にしても、700年くらい待ってみれば何もしなくても緑豊かな地球に戻るさ!と言ってるだけのような気がする。
★★★★・
そう言えば、ETをダブらせていますね。
僕は、あのロボットでの豊かな表現力に感心させられました。
目と手だけの演技ですからね。
ショートなんたらってゆうんやって~~
シネマ知らないけど>_<
個人的にはウォーリーの700年間の出来事を1本のえいがにしてもらってもいいくらいでしたね。
人間がいなくなったばかりの地球。
黙々と掃除を続け、次々と動けなくなっていく仲間たち。
孤独の中でのゴキちゃんとの出会いとか。
ほぼ全編台詞無しのサイレント映画。
ピクサーって「トイストーリー」以外はシリーズ物作ったこと無いから、こんなシリーズ作ってほしいかも!
頭を過った次第です。それ以外もエッセンスとして他作品の
リスペクトorオマージュが入っているのですね。
劇場で「ファインディング・ニモ」「モンスターズ・インク」しか
観ていないんですよ。(モンス・ではえらく泣いたっけ)
イオン三川では吹替版のみ上映なのでおちびを連れて
3回目のピクサー作品鑑賞も検討中です。
物語り半ばまでの「セリフなし」のほうが私も好きなんですが、今までのピクサー作品に比べて「ロボットはあくまでもロボット」といった感じにも好感が持てました。
自分で部品を見つけて保存しておき、
壊れたトコをちゃんと交換していたし、
宇宙船の途中で太陽電池を充電したり、
かなりかしこいロボットでしたねぇ~。
すごい性能ですよねぇー(笑)
映像は、とてもきれいでさすがピクサーって
感じでした。
そうきましたか~。
ラクをしたい本音と
科学の最先端がコラボするとメタボになるという
かなりブラックなお話で(爆)
お金のあるひとだけが生き残ったと思うと
なんだかやりきれない気持ちになりませんか?
しかも頭使わない、コミュニケーションとらない
知能も愛も退化してた気がして
ホンマにあのあとうまくいったのか
正直なんとも言えないですね・・・。
いや、長いこと、働くとか考えるとかしなかったから
すべてが新鮮でやる気満々か?
その前に
絶対立てないだろ~~その足で!!
私は
「地球が再生するためには
人類って去るか滅びるしかなさそうだ」って
ゾ~ッとしましたよ。
キアヌの「地球が滅亡する日」の内容だって
地球を救うために人類を滅ぼしにくるって
話じゃなかったっけ?
素直にロボットのラブストーリーだと思ってみれば
その必死な姿は笑いと涙と感動をよぶんですが。
ウォーリー、ロボットだからよいけど
人間で実写だったらちょっと引く・・(え)
・・ヲタはいってるし。(笑)
私はETより先にショートサーキットが
出てきました。外観がなんか似てません?
みなさん別の映画を挙げているようですけど、俺は断然ET派!(笑)
演技派であることを考えると、やっぱりどこかにモデルとなる人がいたのかもしれませんね。
>シネマ大好き娘様
「ショート・サーキット」ですよね。
たしかテレビ放映されたのは見たんですけど、あまり記憶にない・・・似てるといえば、「ニューヨーク東・・・」にだって・・・
>ともや様
それはいいシリーズ物になりそう~~ぜひシリーズ化してもらいたいですね。金がかかりそうだけど。
徐々に人間がいなくなってゆく様子。
700年もあったんだから、いろんな事件なんかも起きてそうですしね。
そう考えたら、ますます「火の鳥」の世界観に繋がっていきますね~~
>ぱたた様
やっぱりSFチックな作品ですから、今までに作ってこなかった分、先人たちにオマージュをささげているのでしょうね。
「サイレント・ランニング」って、どんな映画なのか知らないんですけど、なんだかタイトルに惹かれるなぁ・・・探してみよっかな。
ディズニーにしろピクサーにしろ、劇場で観る価値はありますよね。
あ~~俺も思った~~てか、そう思ったから冒頭文に持ってきたんですけどね・・・
最近はプチプチしてないんですけど、大人になるとやめちゃうのかな・・・ゴミの分別のことばかり考えてしまって・・・
ロボットはロボット!
そういや、人間は人間じゃないんですよね・・・
>ルナ様
生活の知恵があふれてるロボットでしたよねぇ。
ゴミを片付けるのが仕事なだけに、使える物も分別できる・・・えらいわぁ。
時折、これはアニメなんだということを忘れさせてくれるのがすごいですよね。
>Ageha様
実は皮肉にあふれた映画だったり・・・
まぁ、製作者にそんなつもりはなくても、擬人化する作品ってのは大概シニカルになるものです。
メタボになるってのは意図したものだろうけど、富裕層なんてのは考えてなかったかもしれませんね。
今日『地球が静止する日』を観てきました。
たしかに、地球を守るために地球人を滅ぼすってところはブラックなんですけど、地球の所有権ってどこに?などといった会話もあったりします(はっきりじゃないけど)。
ラブストーリーとしてもいいんだけど、アニメとなると、どうしても裏を読みたくなるkossyでした!
確かにラストはちょっと楽観的すぎましたね。
そもそもゴミ問題でどうにもならなかったから逃げ出した地球ですから、そう簡単に緑が戻るとは思えませんし。
ずっとコンピューターに頼って生きてきた新人類の皆さんがどこまで出来ることやら・・・。
しかし、700年の年月で毒気を抜かれた事で、きっと純粋に生き物を守ろうとか緑を増やそうとかいう気持ちになれたのではないかと。
ウォーリーのイヴに対する無償の愛と同じ様に、人間も故郷(地球)に対する無償の愛を取り戻す事が出来たのではないかと、そういう希望を感じました。(あのエンディングで)
それにしてもピクサーは映像の完成度が高いですね!
予告編の『ティンカーベル』を観ていると、あまりの出来に頭が痛くなりました・・・orz