Kota Yokoyama 『目指すはシャンゼリゼ! 』

SHIMANO Racing 横山航太のブログ

奈良クリテ

2016-06-13 13:10:50 | 日記
こんにちは、

昨日は初開催の奈良クリテリウムでした。

初開催ということでどんなレースになるか楽しみでしたが、事前情報の通りコースはとてもテクニカル!
割と自分向きだな~と思いながら試走してました。


予選は難なく通過し、決勝。

チームとしてはどこかのチームがまとまってコントロールしてこない場合は逃げに乗り、してきた場合はスプリントに備えると言った感じ。
スプリントになった場合は僕は小橋選手を連れて最後の連続直角コーナーを先頭でいき最後の直線で発射するというプラン。

スタートしてすぐに逃げたい選手が行くが、すぐにブリッツェンが前を固まってコントロールをしだす。

ホセ選手含む3人が先行するが泳がせていると言う感じ、こうなったらスプリントに備える。
このコースは前にいた方が楽なので出来るだけいい位置をキープしながら周回を重ねる。

あっという間に周回を重ねて逃げも捕まりラスト2周でチームでかたまって位置取りをしてスプリントに備える。
ラスト1周に入るときはプラン通り入部選手、小橋選手、僕でブリッツェン列車→マトリックス(2人)→僕らの順でいい位置を取ることができた。

ここからバックストレートで入部選手に先頭まで連れて行ってもらい、残りの連続直角コーナーで僕が先頭を守り切ってラストの直線で小橋選手に託す予定だったが、バックストレートに入るコーナーで入部選手が落車してしまう。

小橋選手と車間が空いてしまい必死に詰め、バックストレートの終わりで追いつくことができたが脚はかなりきつい。
なんとかブリッツェンの列車の後ろに小橋選手を放り込もうとするが、マトリックスの2人もそこを守りたいのでうまくブロックされてしまう。

最後はブリッツェン3人→マトリックス2人→小橋選手→右京/ベンジャミン選手→僕の順で最後ストレートに入るがそこからもがき切る脚は残っておらず、ベンジャミン選手を捲ってゴールとなりました。


最初から最後までレースを支配しきったブリッツェンは本当に凄かったです。

今回は優勝、表彰台に選手を送り込むことができず残念でしたがこれまでのレース、TOJなどを通りて連携がうまくできるようになってきたように感じます。


チームは熊野に行きますが、僕の次のレースは全日本選手権!
年1回の大一番に向けてしっかりと調整して挑みたいと思います。



photo: kensaku sakai
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新たな相棒

2016-06-08 18:05:51 | 日記
こんにちは、

気づいている方も多いと思いますがTOJから僕らの自転車が変わっていました、GIANTさんの新型TCR ADVANCED SL。

http://www.giant.co.jp/giant16/bike_datail.php?p_id=00000018

TCRには高校生の時から乗っていて、かれこれ6年のお付き合いですが今年モデルからジオメトリーなど少し変更されています。

これまでに比べて全体的に細身になり、振動吸収性などがかなりUPしているように感じます。
旧型はとても剛性が高かったですが、それに加えて自転車自体のバネ感、特にギアをかけて踏み込んだ時に自転車自体がしなって推進力を加えてくれるような気持ちの良い剛性感が加えられたきがします。

そして、何よりの武器はフレーム自体の軽さ!
フレーム重量900gは今の時代特別軽い訳ではないですが、実際乗ってみるとめちゃくちゃ軽さを感じます。

特に登りでのダンシングでの振りの軽さはとても武器になると思います。


この軽さ、バネ感のある剛性感はレース後半の脚の残り具合に影響をして、TOJでは毎ステージ勝負所となる後半に脚を温存することができました。


もし、試乗できる機会などあれば是非!
新型TCRの進化を感じることができると思いますよ(^^)






では。
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TOJが終わりました。

2016-06-06 07:20:39 | 日記
こんにちは、

TOJ(ツアーオブジャパン)が閉幕しました。

結果は知っての通り目標であったステージ優勝とUCIポイント獲得することは出来ませんでした。

目標を達成出来ず非常に残念でしたが自分の新たな可能性に気づくことができた1週間になったのではないかと思います。

目標達成にはさらなる成長が必要ですが、そのためにどんなことをしなければいけないのかも見えてきた気がします。


来年には必ず…やはり日本一大規模な自転車レースは日本人が活躍しなければ盛り上がりませんからね!
前を向いて、コツコツと、自分のやるべきことをして確かな目標に向けて頑張ります。



最後に
最高のチームメート、最高のスタッフ、最高の応援して下さる皆さんのお陰で1週間戦い抜けたことに感謝します。

体調不良ながらもチームを引っ張り、東京ステージでは果敢な走りから結果を残した入部さん

厳しい山岳ステージで前へ前へ積極的に攻撃を仕掛けた木村さん

毎日自らサポート役を買って出てくれて、最後東京ステージで素晴らしい走りをした秋丸さん

毎日粘りの走りで総合上位を狙った湊さん

序盤で大怪我をしているのにもかかわらずスプリントステージではチームを引っ張った小橋さん

毎日沢山の業務に追われながらも嫌な顔1つせず僕らを色々な面でサポートして下さった野寺監督

毎日毎日10台以上の自転車をピカピカに完璧に整備して下さった大久保さん

レースで疲れ切って凝り固まった僕らの体を翌日も走れる身体にして下さった鳴島さん

落車、体調不良やいざという時の為にドーピングに引っかからない薬を完璧にそろえてくださっていた磯本先生

そして苦しい時に沿道から勇気付ける言葉を送ってくださったファンの皆さん…



本当にありがとうございました。

来年、必ずレベルアップした姿を見せたいと思います。




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