8月7日
国立モスク・独立広場・バトゥ洞窟・王宮・ショッピング そして帰国
7日。とうとうマレーシア、クアラルンプール最後の日となりました。初めて触れる文化に圧倒される毎日。知らない世界があることを知ることに意味がある。
この日の午前中は、国立モスクに行きました。1965年完成の、約8000人を収容する国内最大級のモスクです。女性はスカーフを巻きます。入り口で巻いてくれました。私も女性なので、スカーフを巻きましたよ😀。この大広間でお祈りをするんですって。ステンドグラスの美しい色と壮大な建築に感嘆のため息が出ました。
ここは、マレーシア独立広場。99メートルの世界一の国旗掲揚台(世界一だったかな?)。クアラルンプールのクアラは川、ルンプールは泥という意味だそうです。マラッカ海峡からの最初の上陸地だったといことで、文化の中心地となっています。マレーシアは、130年間ポルトガルの植民地、190年間オランダの植民地、133年間イギリスの植民地でした。1957年の8月31日にマレーシアは独立します。そして、この広場が、独立広場!!
7日のランチは、とっても素敵なインド料理のお店です。美しい色と模様に気分も華やかになります。本格本場インドカレーをお腹いっぱいいただきました。
もうすぐ私たちはマレーシアを離れなければならない。のんびりなんてしていられません。
ここは、マレーシアの王宮です。
マレーシアには、13の州があり、そのうち9つの州にスルタン(王)がいます。この9つの州の9人の王が、選挙で1人の国王を選出し、5年の任期で、クアラルンプールのこの王宮で任務をします。でも、実際には選挙でなく、順番で国王となっているそうです。この王宮は、王宮前の広場からしか見学はできません。遠くに見える丸い王宮に、黄色い旗がかかっている時は、王宮に国王がいるという印なんですって。この日は、王宮に国王がいる日でした。4枚目の柵の向こうに黄色い旗が見えますか?
7日、最後の最後に訪れたのは、セントラルマーケット。130のショップと、10軒のレストランやカフェが入っている有名なマーケットです。インド、マレーシア、中国の各国の雑貨や食品、手工芸品が溢れています。子供達が1番楽しみにしていたお買い物です。私も欲しいものばかりありました。見るもの見るもの全て欲しくなるので、もう見るのをやめました😀。欲しいものを買って、みーんな大満足の笑顔でした。
マラッカの友人達と出会い、異国の食文化を堪能し、こんなにたくさんの名所をこんなに効率よく見て回れたのは、ガイドのジャッキーさんがいてくれたからです。ジャッキーさんは、1日と7・8日と私達を案内してくださいました。25年前に2年間日本に留学をしていたそうですが、今の日本のことをよく知っていて、楽しくて、話がうまくて、一人一人のことをとても大切にしてくれるプロのガイドさんです。子供達もジャッキーさんのことが大好きでした。ジャッキーさんがいてくれたから、私達は、安心して、楽しい時間を過ごすことができました。心から感謝しています。
Terima kasih Jacky(ジャッキーさん ありがとう)
この写真は、ガイドのジャッキーさんが最後に私達を撮ってくれたものです。クアラルンプールの空港で、せわしなくジャッキーさんとお別れをして、搭乗手続きをする為にならんでいる私達に、上から声をかけてくれました。もう会えないと思ってたのに・・・。ありがとう。嬉しかったです。ジャッキーさんは、この写真が大好きだと言ってくれました。
これで、マレーシアの報告はおしまいです。
何年もマレーシアにいたようだし、また、一瞬だったような気もします。でも、間違いなく、私達は、かけがえのない人たちに出会え、異国の文化や風習を体験してきました。
地球のあそこに、あの人がいて、今日も笑っていると思うだけで、前に進む力が湧いてきます。全ての出会いと縁に感謝です。ありがとうございました。
このマレーシア紀行にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
予定通り、11時30分から、西海市役所にて、マレーシア交流団報告会を行いました。出発式の日から8日間、子供達は、見違えるほど成長し、たくましくなっていました。みんな、自分の言葉で、どんなに素晴らしい体験をしたかを語りました。「言葉がなくても心を通わせることができることを知った」「もっと英語を話せるようになって、もっといろいろな話をしたいと思った」「どんどん話しかけてくるから、言葉がでなくても、身振り手振りで気持ちを伝えたら、ちゃんと通じた」「とても優しくしてもらって感動した」「友達になるのに、国や宗教、言葉は関係ないことを知った」。中学2年生という多感で大切な時期にある子供達にとって、今回の体験は、きっと大きな影響を与えることと思います。
マレーシアで私たちを、暖かく迎えてくれ、最大限の交流をしてくれたマレーシアの友人達の気持ちは、ちゃんと子供達の心を動かしていまして。ありがとうございました😊
来年も再来年も、いつまでも、この暖かい交流が続くことを願います。