道端に ここぞと咲いて 名もないが
桜田 海星 著
誰も見てくれぬか。。。
道端にフット目をやると
ここにいると何かを訴えている。
私は朝しか綺麗でいられない。
昼も夜もしおれてしまう。
あたいを見て 今の旬なあたいを
思わずカメラで撮ってしまう。
植物との会話は面白い。
首を振ってというと首を振る。
風はなのいに 心が通じた。
「綺麗だよ」 今の瞬間見たよ。
枯れ草になっても何時か思い出してね。
あたい こんな生き方しか出来ないの。。。。
朝に咲き 夕に散る。
いいよ見たから枯れ草になっても
汚れ醜くなってもこころは忘れないよ。
アンタの綺麗な時を 目に焼き付けた。
精一杯 あたいはあたいらしく生きるよ。
そう それでいいんだよ。。。
枯れても散っても。。。。。
早朝の道端に咲く花との会話。