kuraの近場日記

 新種の紫陽花を、丹精込めて育成させています。極めて珍しいので是非ご一覧いただければ幸いです。合わせて歩きで・・・・

紫陽花の花弁への色づき方

2015-05-22 17:55:32 | 紫陽花の四季
紫陽花を緻密に観察していて気づきました。花弁一つ一つ、白の下地に色が乗ってくるのですね。私の精魂込めているそれは、現在二分咲きといったところでしょう。露地栽培、もしくは日照時間の長い鉢植えの所に置かれたそれは満開近くになっているところもあります。まだ≪梅雨≫も来襲していないというのに・・・(それとも今年は空梅雨なのかな?)
さて日当たりの良すぎる場所のそれは 
●まだ花弁が全体的に開かないまま色づいてしまっています。つまりまだ青地の(白の下地が開かないうちに)ままに最終段階の色が付き始めてしまって、大切な『花弁』が小ぶりで固く感じます。それは、どの家のもおんなじです。
僕の紫陽花は日光をかなりさえぎっている割に、成長はほとんど同じですが。ただ”葉”は小さめに感じますが、それは花弁が大きく育っているためです。決して葉の生育は劣っていないものの、兎に角花びらが大きいのです。







アジサイ専門サイトで知りましたが、紫陽花の花言葉はなぜか不快で、暗いものが多いのですね。その意味が何とはなくわかりかけてきた気がします。つまり≪日陰≫を好む性質から由来しているんですよね。新種の紫陽花は必ず、室内で日の当たる場所か、サンテラスで直射日光はさえぎること。また風も程度によりあまり当たらないこと、と専門家は述べています。私は部屋が狭くて無理だから。ベランダに覆い(ポリナイト)で屋根を設定して、内部に黒のスプレーを照射して光を相当さえぎった中で育成しています。その点は昔大工の親方をしていたもので狂いはありません。
勿論大家さんは多少は不快でしょう。しかしこの建物は廊下を隔て、東向きと西向きに分かれているのです。西側に住む我々にとってはきつい西日です。他の皆さんはスダレやテントなどで覆っているのですが、古くなってくるとまるで多くの乞食さんが住むマンションですよ。

余談ですが、のことを書きます。
鯉の世界も奥深くて、私が【銀輪会】に所属していた立て鯉師時代のこと・・・≪昭和三色・大正三色・紅白≫の当歳魚の買い付けに新潟までよく行きました。前期の三色は似て非なるものです。大正時代に創られた大正三色は、白ボケしたような白色の当歳鯉に、やがて赤が乗ってきて白が抜けます。大正三色の醍醐味は、胸びれの付け根に青黒い確かな【ツポ墨】があるかどうか?で決まりはします。他もろもろは難解で見たくもないでしょうから省略です。
反対に昭和のほうは黒坊主から、赤が出て白が乗ってきます。黒色は全く違っていわゆる【鍋底墨】といわれるようにガッツリとした感じです。➡この世界は広すぎて、微細は省略です。
紫陽花も白の下地に色が乗ってくるとは意外でした。日差しが強い場所の紫陽花は白色の時期がとても短く色づくもので、花期も短いでしょう。しっとりとじっくりと色づいているのを楽しんでいます。
何事も基礎は大切ですね。


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