2/12(水)
幾つも現場が入ってしまい、書類作成をすっ飛ばして対応しちゃったので何が
何だか分からなくなってます。(痴呆症)
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朝から事務のおばちゃんとワーワー言いながら片付けていきます。
「郵便でーす」とあんちゃんが入ってきて、はぁ?と見てみたら…
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ナーコさんからのバレンタインでした。
キリスト教徒か?(笑)
ホワイトの品物指定までしてます。(泣)
溜まった交通費精算まで1日で片付きました。(忙しいと言ってもこの程度)
渋谷で毎年観てる特集があります。
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今年は2本選んでみました。
36 異邦人
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監督はヴィスコンティで主演はマストロヤンニ。
アランドロンをちょっと崩した様な顔の人です。
カミュの原作を映画にしたそうですが、原作を全く覚えてないなぁ。
まさか読んでないかも?
第二次大戦前のアルジェリアで母親が死んだ所から始まります。
主人公は酒に女に人生を楽しんでる様ですが、いつも浮かない顔をしてます。
彼女に結婚を迫られても「どちらでも良い」って返事をしてます。
友人がアラブ女とトラブルを起こして、彼女の兄に付きまとわれてます。
考えたら、オレらの国にやって来て、なに勝手な事してんねん!って事でしょうが、
フランス人はそうは思いません。
ふとした事で銃で撃ち殺してしまいました。
裁判でなぜ殺したのか?と聞かれての答えが「太陽がまぶしかったから」なんて言わ
れたら、裁判官だって死刑判決したくなるよなぁ。
面白い?のは、殺されたアラブ人が名前も出ず、何を考えてたのかも全く分からない
事で、まさにフランス人が植民地の人をどう見てたかという証拠でしょう。
もう一本はトーク付きです。(これもお目当て)
37 流麻溝十五号
昭和30年頃の台湾の話です。
レッドパージが吹き荒れてて、怪しいのはどんどん収容所に入れられて再教育して
ます。
日本だって昭和の初めはこんな感じだったのでしょうね。
ただちょっと極端なのは、結局裁決するのは独裁者だという事。(この時は蒋介石)
これはいかんな。
その時の支配者に寄り添ってれば全てがうまくいき、支配者が変われば取り巻きの
待遇も手のひら返しって、アメリカ大統領みたいな感じか。
この特集の主旨は死刑制度廃止なんですが、田端で観たオウム裁判の映画の後の
トークを思い出します。
話してる弁護士はもちろん死刑廃止論者なんですが、「あなたの子供を殺されたら
どうしますか?」と聞かれたら答えは「もちろん犯人を殺します」
死刑が悪いのではなく、制度をもっと整備しなくちゃな、という事なんでしょう。
確かに袴田さんの立場になったらそりゃたまりません。
西洋人は日本や台湾に死刑制度があると聞いて大げさに驚きますが、いやいやフラン
スの警察とかは現場で犯人をバンバン撃ち殺してるじゃん?
見る角度で全く話が違ってきます。
トークは台湾人が3人出てきて、1人が上智大卒で通訳の役目。
2人が1分以上台湾語で話すのを一生懸命メモして、それを日本語で訳してくれるのは
名人芸でした。
ちゃんと訳してるか検証は誰も出来ないけどね。(笑)
映画の中では台湾語、北京語、日本語が入り乱れてましたが、このお2人は台湾語
しか分からないので、字幕を入れて欲しいと言ってたのが笑えました。
確かに津軽弁や薩摩弁はクジラも字幕が必要です。
夜遅くはオバQ線もやる気半減で、家に帰ったら23時過ぎ。(泣)
腹ペコではありましたが、ラーメンなんか食べちゃいけません…