おはようございます🌤
今朝2月1日は恒例の『お朔日参り』の日
地元(下吉田)では知る人ぞ知る『胎内弁天社様』にもお参りさせて頂きました。
場所は下吉田冨士浅間神社境内の手水舎(ちょうずしゃ)の斜め富士山側。
赤い鳥居の後ろは樹形のトンネルの様に空洞になっています⛩


胎内弁天社 祭神 弁財天(市杵嶋姫命) ※いちきしまひめのみこと と日本書紀での表記 別名:狭依昆売命(さよりひめのみこと)
※ 市杵嶋姫命は、記紀の神話に登場する女神で、天照大御神と素戔嗚尊との誓約(うけひ)によってお生まれになった女神です。
もとは水を司どる神で、そこから農作の豊穣、更に芸能、また財宝、そして子守りの神としても有名です。
富士山溶岩樹形(流れ出た富士山の溶岩が樹木を取り囲み、冷え固まったときに、燃焼した木の幹の跡が穴となったもの)に祀られた弁天様の古祠です。
遥か昔、富士山中ではこのような溶岩樹形や四方を囲んだ場所を『室(むろ)』と呼び、神様をお祭りして信仰が行われていたと伝えられます。
丸石神
胎内弁天社の周りに納められている丸い石は、丸石神と呼ばれており、山梨県・主に国中地方(甲府盆地周辺)で道祖神様や屋敷神様などとして祀られている磐座(神様が降臨して座す依り代)の一種です。主に天然の丸い石で、火山結晶ではないかと推測されています。
歴史が古く、山梨県内の縄文時代祭祀遺跡からも出土しており、古代信仰の名残を伝えています。
丸い石

富士山噴火の時の溶岩がここまで流れて来ていた跡がそのままの状態で、こちらの神社の境内には広く残っています。

左側には富士山が映っているんですが・・・
寒さの厳しい今朝の富士山

早朝の神社境内の様子

神社にはお参りしていても、胎内弁天社や丸石神へのお参りをする方は少ないかもですね。
こうして神恩に感謝できることに幸せを感じます
ありがとうございます♡