さむらいの魂

 今月7日までの緊急事態宣言が延長された。非常にまずい対応だ。医療機関が逼迫しているというのが主な原因らしいが、それでなんで国民が罰を受けないといけないのか。これは明らかな政治と行政の責任である。医療機関の対策や他の武漢ウイルス対策は十分に対応できるだけの時間的余裕も、予算もあったはずなのに無為無策で過ごした行政の責任は非常に大きい。小池知事や菅総理は厳しく責任を問われないといけないはずである。もっとも責任を問わないで唯々諾々と行政に従うだけの国民も情けない。本来ならマスコミがこの点を厳しく追及しないといけないのだが、日本だけでなく世界中のマスコミが左傾化しておかしくなってしまっているから目も当てられない状態になっている。

　中国共産党の尖閣諸島の理不尽な対応に対しても日本政府は、シェーシェーというのがやっとという無様な対応しかできなかった。尖閣は日本の固有の領土だというなら主権を行使する行動にさっさと移れと言いたい。腰抜けの政府と政治家にはほとほとあきれる。つい7,80年前までまだ侍がいた日本国とは到底信じられない。戦後日本人はあまりにも安逸をむさぼりすぎてきたのではないか。

　今の世の中、マスコミも一般的な世論も、政府も行政もそして司法までも全くあてにできない日本をどうやって建て直せばいいのか。明らかに日本国の国力が落ちている中で、何が日本の背骨になっていくのか。いやどこを日本国の神髄として残していくべきなのか。考えれば考えるほど、ため息しか出なくなってしまうが、せめて自分の周りだけでも日本の伝統文化を守り続けたいと思う。とりあえず道場生や孫や周りの人間にだけでも自分の気持ちと思いを少しでも多く伝え残したいと思っている。