3月に開催予定だった東京都本部の理事会が昨日ようやく行われました。久しぶりに見る顔はどれもふっくらしていた。コロナ禍の影響で全く稽古ができていない支部も多く見られた。結局年内の空手行事は、12月に昇段審査をやる方向で計画するにとどめた。稽古も出来ず試合や審査会も行えないまま1年も経ってしまうと、すっかり空手感というものが失われるのではないかと心配だ。会員たちのモチベーションの維持も困難になってしまうだろう。コロナ禍は人と人の連帯感を奪う恐ろしいウイルスだ。
中共がどう事実を曲げて取り繕うと、もはや世界中それを信じる国は一つもないだろう。事実よりも金や利権などに目がくらんでいる国を除けば。コロナ禍で日本でも、国民の生命より省益や己の天下り先や保身を選んだ財務省や厚労省の態度や言動は深く我々国民の胸の奥底まで浸透してしまった。コロナ禍の危機を乗り切ったのは、政府や行政ではなく、国民の現場力であった。国民の意識は、もはや政府や自治体からは離れてしまったのではないか?都知事選なんか国民は鼻で笑っていることだろう。
だからこれからの自分の生活や人生もそれぞれが自力で切り開いていくしかないのではないか。空手道の行くすえも現場力を発揮してなんとか乗り切っていくしかない。結局自分の身は自分でなんとかするしかない、という当たり前の結論にたどり着いたのだった。