ビジネス本・自己啓発本☆読書日記

元気が出たビジネス本・自己啓発本を読んだ感想をまとめます!

「親子という病」(著:香山リカ)

2010年10月19日 | 日記
大好きな香山リカさんの本です。


読んでいる間、終始鳥肌が立ってしまいました。
「親を殺す子」「子を殺す親」
「子を支配する親」「親に依存する子」・・・


たくさんの気持ち悪い事例がたくさん出ていて
まさに帯のタイトル「全ての親子は気持ち悪い」を裏切らない内容です。


現在の家族は、家族だけの空間と社会で生活していることが多く、
親子関係は密すぎるらしい。


そのため何か問題が起こったら、
家族全員が何かの形で犠牲になってしまう構図には
考えさせられるのもがありました。


家族が、もう少し外との関係を持ちながら
親も子も自立していくことが
大切なんだと実感しました。


でも、「全ての」親子は気持ち悪いのかなぁ、と疑問が残り
考えたところ、
実際には私自身や私の周りには、
この本に出てくる気持ち悪い親子の話がないのでホッとしました。


なので、
わぁ。そういう人もいるんだなぁ~
と割り切って読むととても勉強になる1冊だと思います。