いっくんのスーツを買いに行こう

伴侶といっくんの3人で、いっくんの卒業式用スーツを買いにお出かけ。

すんごく細い とゆー事で店員さんから「Y4」の称号をもらったいっくん。

そのサイズで探して試着してみるも、店員さんから「ズボンの後ろ4センチ詰めます？それでさらにベルトで締めればなんとか…」と、まだまだスーツが大きい（奴が異常に細い）様子。

なんとかスーツ上下、ネクタイ、カッターシャツ、カバンや靴を選び、伴侶もついでに上下スーツを選ぶ。

こちらも細すぎてサイズが…なんてことはなかった。

帰り際、店員さんに「本当に細い、食べてます？」と聞かれて「食べてますけど、太れないです」とはにかんだいっくん。

今だけなんだと思うけど、高校生男子は太れないのね…。

ついでにスーパーに寄り、伴侶が愛してやまないスジ肉を購入。

伴侶が圧力鍋でじっくりとスジ肉を柔らかく煮てゆく。
そして、匂いを嗅ぎつけてやって来た腹ペコの野良ヨークシャが一匹…。

頼まれてもいないのに、お手が止まらない。

「まだ食べたらだめですか…今日のマテは長いですね…」
じっと伴侶を見つめながらひたすらプレッシャーをかけてくる。
つぶらな瞳で何度かスジ肉を引き出すことに成功し、それでもまだ欲しいさくらちゃん。

料理をする伴侶の横に張り付く。

置物のように、いつまでもいつまでも伴侶の横でお肉が落ちてくるのを待ち続けていた。
平和な晩御飯時だね…さくらちゃん。