とうとう5月15日にさくらちゃんが8歳になった。
人間で言うと56歳くらい?
とにかく私たちの年齢は追い越された。
我が家で最年長のさくらちゃんを、みんなで労らなければならない。
コロナの影響もありゆっくり商品を選べない。
ペットショップを駆け抜けた形で探した私には犬用ケーキが見当たらなかった。
さくらちゃんは甘い物が大好きなのに…ごめんね。
の思いで色々買ったおやつの数々。
そしていつものドライフードをちょっと豪華にパテで購入。
まずは皿の底に鳥の皮を少し…。
そして買ってきたドッグフードとお菓子をドーンと。
スンっ…と一回匂いを嗅いで、すぐにまだ?まだなの?と目でプレッシャーをかけてくるさくらちゃん。
そう、毎年恒例、ここでハッピーバースデーのお歌が始まる。
おっさんおばさん、デカい息子と斜に構えた娘が集まり歌を歌うのだ。
ごめんねさくらちゃん、けどあなたのおかげで我が家はつながっているのかも知らないよ。
歌が終わり「ヨシ!」の掛け声とともに皿に顔を埋めるさくらちゃん。
歌が終わり「ヨシ!」の掛け声とともに皿に顔を埋めるさくらちゃん。
ペロリと全部平らげた。
量が多かったのか、この日の夜はお腹を放り出して眠ったさくらちゃん。
なんでこんなに愛おしいのだろう。
高校生になりすっかり生意気になったこいちゃんいっくんもさくらちゃんにだけはメロメロである。
さくらちゃんはそこにいるだけで皆んなが幸せ。
どうか、長生きして欲しい。