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台風一家

オーストラリアに向けて旅立った

さて、我が家に滞在してくれたおじいちゃんとおばあちゃんと共に向かったのは関西国際空港。
そう、2人を引き止めていたのはこいちゃんだった。
実はこいちゃん、7月13日からおよそ3ヶ月、オーストラリアに留学することになったのだ。
「大金だし、ものになるかわからないし〜」とのらりくらり逃げていた私を無視するかのように、学校からパンフレットをもらい、伴侶と話をつけて、さっさと申し込んでしまったこいちゃん。
よほど行きたかったらしいが、飛行機が苦手な私は、連日不眠になるほど怖かった。
飛行機落ちたらどうするの!!
会社の人には馬鹿笑われた…。
「飛行機事故と交通事故、どっちがたくさん死んでると思っているの。」
こいちゃんと同じことを言われて凹む私である。

気づけばあっという間に出発日。
私の気持ちをよそに、こいちゃんは期待に胸を膨らませとうとうその日を迎えたのだ。
空港には先生方もお見送りに来てくれた。

先生がこいちゃんに渡したのはでっかいパスポート!
なんだこれ!
と思ったら、クラスの女子からの寄せ書きだったらしい。
女の子らしい文字が並ぶ。
あぁ、なんだか寂しい…。

にもつを預ける間も始終ハイテンションなこいちゃん。
今年の留学はうちの学校からは3人参加。
同じクラスの子も参加することから余裕そうにも見える。

教頭先生もお見送りに来てくれた。
ご挨拶を真剣に聞く生徒3人。

みんなで写真を撮ろう!
一旦ここで別れて搭乗までの間に晩ごはんを食べることにした。

パスタ大好きいっくん。

こいちゃんは機内食があるため、私とシェアして軽めに晩ごはんを摂ることに。
時間になり、搭乗口付近まで集まる。

留学生3人でも記念撮影。
あぁ…本当に行っちゃうのね。
じわじわと時間が迫る。

搭乗口に向かう前に家族と、おじいちゃんおばあちゃんと皆でハグしたこいちゃん。
いつもそばにいるのが当たり前のこいちゃんが、私達とお別れをする…。

こいちゃんが吸い込まれた…。

荷物確認をしてから、本当に皆見えなくなってしまった。
もう声をかけることもできない。
心にぽっかり穴が開いたような気分である。
皆に挨拶をして車に戻った私達。

夜景がキレイだな…。
1時間後には日本にいないであろう我が娘を思うと、不安と応援したい気持ちで切なくなった。
なんで普段はあんなにそばにいると腹立つことや、文句を言いたくなることあ山ほどあるのに、離れてしまうとこんなに寂しいんだろう…。
人間ってわがままな生き物である。
私が寂しがろうが、文句を言おうが海外に行っただろうな。
当たり前だけど、彼女はもう一人の人間なのだ。
切なくも嬉しく思うわがままな私、絶賛子離れの試練と戦っているのである。
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