伴侶が二日前に調べた鳥取の天気予報は雨で、70%と高い確率であったが、どうしても鳥取にいきたい気分(?)だった私は、思い切って決行。
結局、前日に調べた天気予報で、若干のずれがあり何とか夜のうちに雨が降ったり、車に乗り込んだとたん雨だったり、と運良く鳥取を満喫して帰宅することができた。
下道でのんびり出発した初日。
だらだらと寄り道をしながら三田に着き、行き当たりバッタリで温泉に入ることになった。
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といっても、いわゆるエレベータなのだが、これが綺麗に電飾で彩られ、子供達には大好評であった。
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受け付けで会計をして、家族4人の温泉代が2300円を超えると判ったときは「高い!出ようか?」などとつぶやいたが、温泉に入ってみてびっくりしてしまった。
広い上に、種類が豊富なのだ。
私とこいちゃんが入ったのは「和風風呂」で、広々したメインの室内温泉があり、水風呂、塩サウナ、赤外線サウナ、と多種。
露天風呂に出ると、大きな岩風呂のほかに、石や、木をそのままくりぬいたような小さ目の風呂など10個ほどもあり、リラックスしながらゆったりと楽しめる。
それが、和風旅館の廊下のような通路の周りに配置されていることから、旅館の部屋に通されたか、ちょっと上等な居酒屋か、と言ったムードである。
こいちゃんも大喜びで、風呂から眺める川などにも大いに驚き、全ての風呂に入りつくりつくした。
まるでディズニーランドのアトラクションでも回っているかのようなはしゃぎようである。
ほっこりした体を冷まさないように、小走りで車に戻り近場の道の駅で就寝…。
新しい車では2回目のPキャンプとなる。
二日目の朝は、車の中でうどんやラーメンをすすり、ホットケーキなどを子供用のおやつに焼いてから出発。
鳥取砂丘には4時ごろついた。
心配していた雨もまだ降っておらず、時折晴れ間も見える。
広大な砂丘は絶景で、子供たちにはまさに生まれて初めて見る景色だった。
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「大きいしゅなばー!!!」と前日からずっと楽しみにしていた砂丘に着き、いっくんは叫んだ。
こいちゃんは靴に入る砂を少し気にしつつも、その景色にただただ笑うしかないと言う状態。
海水を含んだ砂を巻き上げる強い風をものともせず、二人はひたすら砂の上を走りつづける。
私もカメラを持ったまま必死で伴侶と子供たちを追いかけるがどうにも追いつけない。
しまいには息があがり、無言のまま、コンタクトをした両目にたっぷり砂を食べさせてやっと頂上に着いた。
途中、砂丘の頂上からはしゃぎながら滑り、転がる人たちを見ていたいっくんは、頂上に到着するなり「おりよう!」とすぐにきびすを返し、日本海もそっちのけ。
遊ぶことに夢中のこいちゃんといっくんにとってみれば、目の前の海の波が高かろうが、広かろうがあまり問題ではないらしい。
こいちゃんも始めのおとなしさはどこえやら、どんどん大胆になり、はだしで砂まみれになって遊んだ。
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飽きることの無い広大な砂場に二人ともどうやって遊ぶか真剣である。
興奮して体は温かいものの、鼻をたらし始めた二人を必死で説得し、なんとかロープウエイまで引き返した。
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体中の砂をしっかり払って車に乗り込んだつもりであったが、温泉に入る前にこいちゃんのジュニアシートの上に砂が盛り上げて置いて(?)あったのでびっくりしてしまった。
ポケットの中にもたっぷりと入っていたようである。
温泉「天女の湯」に到着し、しっかりと髪に入り込んだ砂を洗い、体をあっためる。
晩御飯は昼間に道の駅「ようか但馬蔵」で購入した但馬牛のハンバーグなどを焼いて食べたところ、大変美味で感動。
外で焼き上げたため、凍える寒さであったが一旦車に入ってシュラフにもぐると実に暖かで、基礎体温の高い子供たちが「あつい…」と目を覚ますほど。
まだまだ寒い季節のPキャンプも出来そうである。
道の駅「ようか但馬蔵」には足湯もあり快適であった。
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売店の食品類も美味で充実しており、大満足で過ごさせてもらえた。
道の駅の裏側の静かなスペースにわざわざ広い駐車場が確保してあったのは最近のPキャンプ客を意識してのことか?と思った私は考えすぎだろうか。
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くたくたなはずなのに、子供たちのパワーにはいつも驚かされる。
これからもこの車と家族でさまざまな土地で楽しみを分かち合いたいものだ。