大阪、雪がふった（らしい）

誕生日に合わせて実家に帰省した。
のだが、伴侶は帰省翌日から、前日に決まった九州出張で朝早くから行ってしまい、子供たちはおばあちゃんとおじいちゃんに連れられて市内のイトーヨーカドーに出て行っていた。
残された私と祖母は、二人でレトルトのどんぶりをかきこんで、「いつ帰ってくるのかなぁ…」と話あった。
しばらくするとバス仲間からメールがあった。
大阪で雪がふり、我が家の前の道路も雪だらけだという。
子供が大阪にいればさぞ喜んだだろうと思いつつ、皆で雪まみれの我が家にびっくりしつつ、静かな誰もいない家でゆっくりと時間が流れる。
のんびりするのにも退屈したころ、やっと皆が帰ってきて急ににぎやかになった。
つかの間の休息であった。