その月ごとにお誕生日の子達の親が呼ばれ、お祝いすると言うもので、6月のお誕生日の子はこいちゃんと男の子2人の3人。
母親が参加し、一緒になってお祝いする会のため「三脚でも持参していないとDVD撮影は大変だよ」と同じ幼稚園に通う年中さんの母親であるMOさんから聞いていたので、始まる前にしっかりセッティングを行い、全てを撮影することができた。
賑やかにお誕生日の歌を歌い、先生からお誕生児の母親に「好きな食べ物」と「大人になってなりたいもの」を当てるクイズがあった。
単純なクイズなのに、これが以外と難しくてみんな両方当てることは出来ず、私に至っては両方とも不正解だった。
「好きな食べ物」は「ソーセージ」と思ったのだが、何故か正解は普段ほとんど食べないメロンで、「大人になってなりたいもの」では「お嫁さん」と答えたが、正解は「ママ」だった。
はずれた瞬間、こいちゃんがショックを受けた顔をしたのが、可哀想だった…
その後、幼稚園から用意されたマグカップの誕生日プレゼントをみんなの前でこいちゃんに渡し、ひよこたちの祝福の拍手を受けて、おやつタイムとなった。
こいちゃんと私のために一つずつミルクプリンが用意されたが、もちろん私の分はいっくんの口に入ることとなった。
いっくんは難しい紙のスプーンを使い、先生に「じょうずだねぇ」と褒められながら1個全てを平らげた。
こいちゃんを残していっくんと私は11時半ごろ幼稚園を後にしたため、寂しがり泣いてしまったが、先生に抱っこされてその後は何とか幼稚園を楽しんで帰ってきた。
後5日経てば、6月25日のこいちゃんの本当のお誕生日。
とうとう4歳だ。
先ほど、DVDを見ながらどうしても腑に落ちないことがあった。
何故、こいちゃんは「好きな食べ物」にソーセージを初め、いつもいっくんと喧嘩しながらがっつく「ブドウ」や、驚くほど食べる「昆布を乗せたご飯」をあげず、たまにしか食べさせず、しかも、与えてもそんなに沢山も食べないメロンを答えにしたのだろう。
そこでふと思い出した。
以前実家に帰省したとき実母の出してきたメロンを指さしこいちゃんが「スイカだ」と言ったことがあった。
その時母が笑い、「普段食べさせてないのがばれるねえ、誰かに聞かれたら好きなものはメロンだ、と答えるようにしておかないと」などと笑い話でしたことがあった。
もちろんそのようにこいちゃんに指示したことなどない、他愛もない笑い話だったが、もしかしたらその時の話をしっかり覚えていたのかもしれない。
4歳とは言え、小さな頭の中で、大人が考えているよりもはるかに計り知れない沢山のことを考えて彼女なりに行動しているのかもしれない。
真意は定かではないが、子供の前でうかつな笑い話は出来ないものだ。
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