ヒーターを入れているにもかかわらず、どこからともなく冷たい風が入ってくる。
築20年を過ぎていることだし…と諦めモードの私であったが、父いわく、床下からの風が部屋の中に舞い込んでいるという。
そこをふさげば、風が遮断され、ヒーターのよくきく、暖かな部屋になるというのだが…。
翌朝、子供たちが幼稚園に向かってからすぐ、その作業は始まった。
まず、畳をはがす!
目打ちで畳をはがしてはどかし、はがしてはどかし…
これは昔の住宅なら当然ある隙間で、欠陥と言うわけではないらしい。
が、この隙間の下は直接床下につながっているわけだから、部屋が冷やされないわけがない。
そこで、これをふさぐために、木材と新聞紙を用意し、高さを調節しながら、隙間をふさいでいく。
さらに、その上からL字にテープをはり、コーキングの代わりとした。
部屋の壁の殆どにその隙間があったのだから、ヒーターがきかなくて当然だ。
おかげで今年は例年よりも暖かく過ごせそうである。
重たかった引き戸も、床の調節で直してもらえて、とても助かった。
弟のお古のコタツと、大きなコタツの合計二つも送ってもらうことになり、寒さ対策は万全だ。
この冬、ますます居間から出られなくなりそうである。