17,8年前運送会社で事務員をして居た時
たまたま二人だけになった
運転手さんから、「女房がおかしいんだよなぁー」と話かけられる
返事の仕様がなくて
黙っていると「どう思う?」と-------
同じ女性、同じ年代、そして母、妻としての考えが聞きたいと-------
何で私に?
他の方でもいいんじゃないの?
あぁー重いなぁーと思いながらも、愛妻家で通っている人のことだから
ヘタな返事は出来ない
困ったなぁー
そんな思いが胸を過ぎった
ことを、覚えてる
「○○さんはどうしたいの?家庭を壊したいと思ってる?
それとも
このまま続けたいと?」
「やー壊れることは望んでないんだけど」---と胸の内の複雑さが伝わる
これ、あくまでも私の考えだから---と断わり
「壊したくないなら静観してるべきだと思う
今はちょっと道がそれて
いても何が一番大切かは、考えてると思うから
追い詰めるようなことは言わないこと。そして全てが分かっていて、苦しく
ても奥さんには知らないふりを通すこと」
「○○さんにとってはつらい、腹の立つことことだろうけど、子供のことを
考え、家庭をこのまま存続させたいなら耐えるべきだと思う」----と
そして月日が経ち落ち着いたら一言「もう絶対するなよ」
で納めて-----
あれから十数年、元気で仲良く年を取られてたら良いなぁー-------
ドラマを見ていてふっと思い出した、胸の片隅に残っていた出来事