前回、前々回と、歴史家の証言をご紹介してきましたが、その他にも、スィトニウス(75年頃~160年)という記述家が、彼の著作である [クラウデオ帝の生涯]の中にキリスト信者が受けた迫害について語っています。
また、タキトウスとほとんど同じ時代に生きていたプリニウスという人は、111年頃、ローマ帝国の北西部のビテニヤ州の総督に任命されました。 彼は皇帝に膨大な手紙を書いて、いちいち指示を仰ぎました。 彼はその中で、彼が支配する州の中にいたクリスチャンたちが皇帝の像に対する礼拝を拒んだことの罪のために、彼らをどのように処罰するべきかの指示をトラヤヌス帝に仰いでいます。
このように、聖書以外の数多くの歴史的証拠から明らかにされていることは、イエス•キリストがかつて歴史上に実在された方であることで、このことは、誰にも否定できません。
“私たちは何を根拠にしてイエス•キリストを信じているのでしょうか“ (津久野キリスト恵み教会発行)参照。