狭き門より入れ

スペイン在住クリスチャン。聖書にある救いとは?罪の赦しとは? 礼拝などから、福音メッセージを載せています。

失望と不安

2019年01月01日 | 聖書
「主は、地上に悪が増大し、その心に図ることがみな、いつも悪に傾くのをご覧になった。」(創世記6:5)

「しかし、人は死ぬと倒れたきりだ。人間は息絶えると、どこにいるのか?」(ヨブ14:10)

2019年。あの、箱舟を作ったノアの時代から、この世は、どこが変わったでしょう?悪意、不道徳、暴力は、相変わらずこの地上を支配しています。
ここに、いくつかのコメントをあげてみます。

「もっと良い世界になることを願っていた。人々が平等になることを夢見ていた。」

「私たちが若かった時代の夢は、一体どうしてしまったのか?技術がこんなに進歩したのにかかわらず、いたるところで、戦争による被害があり、豊かな国々と貧しい国々の差は拡がるばかりだ。先進国にさえ、失業や貧困が存続している。」

「なんと、失望の多い時代なのか!発展と野蛮、民主主義と圧政、幻滅 、観念の崩壊、権威への不従順……にもかかわらず、人々は自分自身を喜ばせるための、新しい情報を集めることに、夢中になっている。世界の未来は、私たちの肩に重くのしかかっている。」

「人間は、その最終的に行き着く先を知らないまま、この地上での現在と未来を建て上げている。科学の進歩により、寿命を少しのばすことはできても、死は、相変わらず誰にも避けられない問題である。」

さて、では、これらの問題に、解決策はあるのでしょうか?

好む好まざるにかかわらず、全ての人間は、罪人です。神を離れてしまった人間には、なんの希望もありません。どんなに努力しても、完全な幸せを得るのも、完全な社会や未来を作ることも、不可能なのです。

そんな私たちに、神様は、唯一の希望の道を備えて下さいました。
悔い改めて、イエス•キリストを信じるという道です。

「御子を信じる者は永遠のいのちを持っている………」
(ヨハネ3:36)